夏休みの車移動と腰痛の関係
~長時間の運転で腰を痛める方が急増しています~
夏休みに入り、ご家族や友人と遠出をされる方が増えてきました。
神戸市須磨区・垂水区からも、淡路島や岡山方面、四国などへ車でお出かけされる方が多いようです。
楽しいドライブのはずが、「帰ってきたら腰が痛くて動けない」「翌日から違和感が続く」といったご相談が、この時期にはよく寄せられます。
実は、長時間の運転や車内での姿勢は、腰に大きな負担をかけているのです。
なぜ車移動で腰が痛くなるのか
車での長距離移動は、腰の筋肉や関節にストレスを与えます。
その理由はいくつかあります。
1.長時間同じ姿勢が続く
運転中の姿勢は、腰をわずかに前に倒した状態が続きます。筋肉が動かず固まることで血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなります。
2.振動のダメージ
道路の段差やカーブなど、運転中の微妙な振動が腰に繰り返し伝わり、椎間板や筋肉をじわじわと疲弊させていきます。
3.体幹バランスの崩れ
片側の足でペダル操作をすることや、ハンドル操作の癖などで体のバランスが偏りやすく、腰の筋肉に片寄った負担が生じます。
車内での姿勢がトリガーポイントを作る?
「座っていただけなのに腰が痛くなるのはなぜ?」と疑問に感じる方も少なくありません。
実は、腰の筋肉がじっと同じ形で固まり続けると、その中にトリガーポイントと呼ばれるしこりが生じやすくなります。
このトリガーポイントは、筋肉の中の血流が滞り、酸素や栄養が届かなくなった結果生まれる小さなダメージの痕のようなもの。
それが神経を刺激し、「腰が重い」「じっとしていると痛い」「姿勢を変えるとズキッとくる」といった痛みを引き起こします。
痛みを我慢して旅行を続けると…
旅行先での活動やレジャー、運転の続きで、腰に負担をかけ続けた結果、次のような症状につながることもあります。
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寝起きに腰が痛くて起き上がれない
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お尻や太ももにまで痛みが広がる
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立っているだけでつらい
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痛みが日に日に増してくる
これは、トリガーポイントが慢性化し、筋肉が回復する余地を失っているサインかもしれません。
ハリココ鍼灸治療院での対処方法
神戸市須磨区にあるハリココ鍼灸治療院では、「車移動のあとから腰が痛くなった」という患者さまを多く診てきました。
当院では、トリガーポイントを的確に探し出し、整体や鍼灸で深層の筋肉に働きかけることで、筋肉のこわばりや関連痛を改善していきます。
単に腰だけを揉むのではなく、骨盤や背骨の動き、筋肉の連動を確認しながら全体のバランスを調整するため、再発しにくい体づくりにもつながります。
車移動後のセルフケアも大切
旅行中や帰宅後にできる簡単なセルフケアも取り入れましょう。
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1~2時間に1回は車を降りて歩く
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腰を前後左右にゆっくり動かす
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座席にクッションを敷いて骨盤を立てる姿勢を意識する
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湿布やホットパックで腰を温める
ただし、痛みが強いときや動かすと悪化するような場合は、無理にストレッチをせず、早めに専門家の診察を受けましょう。
JR須磨駅・地下鉄板宿駅・JR垂水駅からも通いやすい
当院は神戸市須磨区、垂水区にあり、JR須磨駅や地下鉄板宿駅、JR垂水駅真ん前のアクセスしやすい場所にあります。
夏休み明けの不調でお悩みの方、慢性腰痛を繰り返している方にも、安心して通っていただける環境を整えています。
予約優先制で、初回はていねいにお話をうかがい、原因を見つけていきます。
夏の腰痛は「今」対処することが大切
暑さや疲れが重なった体は、自分でも気づかないうちにダメージが蓄積されています。
車の運転だけでなく、クーラーによる冷えや睡眠不足なども、腰痛を悪化させる要因になります。
「ただの疲れだと思っていた腰の痛み」が、実は放置すべきでないサインである場合も多く見られます。
夏の腰痛こそ、早めのケアがその後の体調を大きく左右します。
神戸市須磨区・垂水区で腰の違和感を感じたら、どうぞお気軽にハリココ鍼灸治療院へご相談ください。