朝は大丈夫なのに夕方になると腰が重い方へ

ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院の松本です。

朝起きる。

着替える。

家を出る。

電車に乗る。

会社へ着く。

この時間までは、それほど腰が気にならない。

しかし午前中の仕事が終わるころから少し重くなり、午後になると腰がだるい。

夕方には、

「一度立って腰を伸ばしたい」

「早く仕事を終わらせたい」

と思う。

このような状態を繰り返していないでしょうか。

腰痛というと、

朝起きたときに痛い。

前へかがむと痛い。

立ち上がると痛い。

といった症状をイメージする方もいます。

しかし、はっきりした一つの動作ではなく、一日の後半になるほど腰が重くなるという方も少なくありません。

「夕方に痛い=夕方に原因がある」とは限りません

午後4時ごろから腰が重くなると、

「午後の仕事で腰を痛めたのかな」

と思うかもしれません。

しかし、その日の身体への負担は午後4時から始まったわけではありません。

朝から電車で座る。

会社へ着いてデスクへ座る。

メールを確認する。

資料を作る。

会議へ参加する。

昼食を取る。

午後から再び座る。

こうした時間が積み重なった結果として、夕方に腰の重さを意識している可能性もあります。

そのため、夕方の腰痛を考えるときは、朝から症状が出るまでの時間を振り返ってみましょう。

まずは何時から腰が気になるのか確認する

「夕方になると腰が痛い」

という方でも、詳しく聞くと違いがあります。

昼前から少し重い。

午後1時には気になる。

午後3時ごろからつらい。

退勤直前が一番重い。

残業すると急に強くなる。

帰りの電車で座るとつらい。

まずは、症状を感じ始める時間を確認してみてください。

さらに、

月曜日と金曜日で違うか。

忙しい日と余裕がある日で違うか。

在宅勤務と出勤日で違うか。

休日はどうか。

まで見ると、自分の腰痛の傾向が分かりやすくなります。

「一日8時間座る」だけでは分からないこと

デスクワークの方に仕事について伺うと、

「一日8時間くらい座っています」

と答えることがあります。

しかし同じ8時間でも、

30〜60分ごとに立つ人。

午前中にほとんど立たない人。

外出が多い人。

会議室への移動がある人。

トイレ以外ほぼ座ったままの人。

では、身体の使い方が異なります。

そのため、合計の座位時間だけではなく、一度に何分くらい座り続けているのかも確認してみましょう。

集中していると2時間以上座り続けることも

デスクワークでは、

資料を完成させたい。

メールを返してから休みたい。

会議までに作業を終わらせたい。

というように、仕事の区切りを優先します。

その結果、

「気づいたら2時間座っていた」

ということもあるでしょう。

腰が重くなってから立ち上がり、

少し歩く。

腰を伸ばす。

そしてまた座る。

これを繰り返している場合、休憩のタイミングを少し前へずらす方法があります。

「腰が痛くなったら立つ」から「痛くなる前に立つ」へ

毎日午後3時ごろから腰が重くなることが分かっているのであれば、午後3時まで我慢する必要はありません。

症状が強くなる前に、

飲み物を取りに行く。

トイレへ行く。

コピーを取りに行く。

立って資料を確認する。

少し歩く。

といった小さな動きを入れてみましょう。

「1時間ごとに必ず体操をする」

と厳密なルールを作らなくても構いません。

仕事の区切りを利用して、座り続ける時間を減らすことがポイントです。

「良い姿勢」を頑張りすぎて腰が疲れていませんか?

腰痛があると、

「姿勢が悪いから腰が痛い」

と思い、背筋を伸ばして座ろうとする方がいます。

胸を張る。

腰を反らす。

お腹へ力を入れる。

その状態を長時間維持する。

しかし、一つの姿勢を頑張って維持することで、かえって身体が疲れてしまう場合もあります。

大切なのは、

「一日中完璧な姿勢を保つこと」

ではありません。

どのような姿勢でも、同じ状態が長く続けば負担になることがあります。

姿勢の形だけではなく、姿勢を変える回数にも目を向けてみましょう。

腰を反らせすぎて座っていませんか?

「背筋を伸ばさないと」

と思うあまり、腰を必要以上に反らせて座っている方もいます。

最初は姿勢が良くなったように感じても、長時間続けると腰周辺が疲れてくることがあります。

反対に、椅子へ浅く座り、背中を丸めた状態が長く続いている方もいるでしょう。

どちらが絶対に悪いという話ではありません。

一つの姿勢へ固定しすぎず、椅子へ座り直したり、一度立ったりして身体の状態を変えることが大切です。

椅子の高さを確認してみましょう

仕事中の腰の負担を考えるとき、椅子も確認したいポイントです。

椅子が高すぎる。

足が床へ十分ついていない。

反対に低すぎて膝が大きく曲がっている。

机との高さが合わず身体を前へ寄せている。

などがないでしょうか。

高価な椅子へ買い替える前に、

足が安定しているか。

机へ無理なく近づけるか。

パソコンを操作するとき身体が前へずれていないか。

など、現在の環境を確認してみましょう。

椅子の背もたれを使わず頑張っていませんか?

「背もたれを使うと姿勢が悪くなる」

と思い、常に背中を浮かせて座っている方もいます。

しかし仕事中ずっと身体を自分の筋力だけで支えようとすると、疲れやすくなることがあります。

作業内容に合わせて、

背もたれを使う。

座り直す。

前へ身体を動かす。

立つ。

など、姿勢に変化をつけてみてください。

一つの座り方を正解として固定しないことがポイントです。

デスクの下に荷物を置いていませんか?

意外と見落としやすいのが足元です。

バッグ。

書類。

段ボール。

パソコン機器。

ゴミ箱。

こうした物が机の下にあると、足を置ける場所が狭くなることがあります。

すると、

いつも足を右側へ置く。

片脚だけ引く。

脚を組む。

身体を少しひねって座る。

という姿勢になっていることがあります。

「脚を組むから腰痛になる」と単純に決めつける必要はありません。

ただし、足を自由に動かせない環境が何時間も続いていないかは確認してみましょう。

パソコンが身体の正面にありますか?

モニターが少し右にある。

ノートパソコンの横に大きなモニターがある。

電話がいつも左側にある。

書類を片側へ置いている。

このような仕事環境では、身体を同じ方向へ向ける時間が長くなることがあります。

腰が右だけ重い。

片側のお尻までだるい。

という方では、仕事中に身体をどちらへ向けていることが多いのか確認してみてください。

左右差があるからといって、それだけが腰痛の原因とは限りません。

しかし毎日の身体の使い方を把握する材料になります。

昼休みも同じ椅子で過ごしていませんか?

午前中ずっとデスクで仕事をする。

昼休みになる。

そのまま同じ椅子で昼食を取る。

食後はスマートフォンを見る。

午後から再び仕事をする。

このような一日では、昼休みになっても身体の状態があまり変わりません。

昼休みに外へ出られるのであれば、少し歩く。

社内でも食事場所を変えられるなら移動する。

食後に立って飲み物を取りに行く。

など、午前中とは違う状態を作ってみましょう。

休憩は「仕事をしていない時間」だけではなく、身体の使い方を変える時間として考えることもできます。

昼休みにスマートフォンを見続ける方へ

パソコン作業から離れても、スマートフォンを見るために同じ椅子へ座り続けていることがあります。

もちろんスマートフォンを見ること自体が悪いわけではありません。

大切なのは、

「午前中からほとんど姿勢が変わっていない」

という状態に気づくことです。

10分でも歩く。

立って会話する。

一度外の空気を吸いに行く。

こうした小さな変化でも構いません。

午後の会議で腰がつらくなる方

午前中は自分のタイミングで立てる。

しかし午後から長い会議がある。

会議中は立ちにくい。

終わるころには腰が重い。

という方もいるでしょう。

会議そのものをなくすことはできません。

その場合には、会議の前後を利用します。

会議前に一度立つ。

少し歩いてから会議室へ行く。

終了後すぐ次のデスクワークへ入らず、一度姿勢を変える。

自分で調整できる時間を探してみましょう。

在宅勤務ではむしろ動かなくなる場合があります

「会社より家の方が楽なはず」

と思っていても、在宅勤務の日の方が腰が重いという方もいます。

通勤がない。

会議室へ移動しない。

同僚の席へ行かない。

昼食も同じ部屋。

仕事が終わればすぐソファ。

このように考えると、会社より歩く時間が少なくなる場合があります。

さらに、

ダイニングチェア。

低いテーブル。

ソファ。

など、仕事用ではない環境で長時間パソコンを使用している方もいます。

在宅勤務で腰が重い方は、姿勢だけでなく一日の歩数や立ち上がる回数が減っていないかも確認してみましょう。

立ち仕事でも夕方に腰が重くなることがあります

夕方の腰痛はデスクワークだけに起こるわけではありません。

販売。

接客。

調理。

医療・介護。

美容関係。

など、立っている時間が長い仕事でも腰の重さを感じる方がいます。

この場合も考え方は同じです。

「立つことが悪い」

のではなく、同じ状態が長時間続いていないかを確認します。

立ち位置を変える。

片側だけへ体重をかけ続けない。

可能な範囲で歩く。

休憩では座る。

など、仕事に合わせて身体の使い方を変えてみましょう。

腰だけでなくお尻や股関節周辺も確認する

夕方になると腰が重い方の中には、

お尻までだるい。

腰からお尻にかけて張る。

股関節周辺が動かしにくい。

長時間座った後は脚を伸ばしたくなる。

と感じている方もいます。

腰痛だからといって腰だけを強く揉むのではなく、どの範囲まで症状を感じているのか確認してみましょう。

特に長時間座っている方では、座っている間にお尻や股関節周辺もほとんど大きく動かしていません。

一度立って歩いたときに、

腰だけが楽になるのか。

お尻の重さも変化するのか。

脚が動かしやすくなるのか。

などもセルフチェックの材料になります。

腰が重いときに「反らす」だけになっていませんか?

長時間座った後、

立ち上がって腰へ手を当てる。

そして大きく後ろへ反らす。

この動作が習慣になっている方もいます。

気持ちよく動かせる範囲で身体を動かすこと自体は構いません。

しかし、

痛みを我慢して大きく反る。

勢いをつける。

何度も繰り返す。

必要はありません。

また、反らすと明らかに痛みが強くなる場合には無理に続けないようにしてください。

セルフケアは「腰を伸ばせば正解」と決めつけず、自分の身体の反応を確認しながら行いましょう。

座りっぱなしの腰痛には「大きな運動」より小さな変化から

腰痛対策として、

毎日筋トレをしないといけない。

ジムへ通わないといけない。

30分歩かないと意味がない。

と思っている方もいます。

もちろん運動習慣を持つことにはさまざまなメリットがあります。

しかし、仕事中に2〜3時間座り続けている方が、まず見直しやすいのは日常の小さな動きです。

1時間以上座っていたことに気づいたら立つ。

コピーを自分で取りに行く。

昼休みに少し歩く。

階を移動するときに身体を動かす。

帰宅時に自然に歩く。

無理のない範囲から始めてみてください。

「夕方の腰痛」を一日の記録にしてみる

毎日腰が重い方は、数日間だけでも簡単に記録してみましょう。

たとえば、

朝:1
昼:3
午後3時:5
退勤時:7
帰宅後:6
入浴後:3
翌朝:1

というように、0〜10程度で自分なりに記録します。

さらに、

会議が長かった。

ほとんど立たなかった。

外出があった。

残業した。

在宅勤務だった。

などを一言残しておくと、症状との関係を振り返りやすくなります。

腰痛を「毎日同じ」と考えず、変化を探してみてください。

仕事が終わった後、腰の重さはどう変化しますか?

夕方になると腰が重い方は、仕事が終わった後の変化も確認してみてください。

会社を出て歩き始めると少し楽になる。

電車で座るとまた重くなる。

帰宅するころには軽くなっている。

反対に、帰宅後までずっと重い。

この違いも身体を考える材料になります。

「仕事中に腰が痛い」という情報だけではなく、仕事から離れた後に症状がどう変化するのかまで見てみましょう。

帰りの電車で座ると腰がつらい方へ

一日デスクワークをして、

「やっと仕事が終わった」

と思った後、帰りの電車でも座る。

座れること自体は身体を休める時間になります。

しかし長時間座った後に再び座ることで、

「電車に乗ると腰が重くなる」

と感じる方もいます。

その場合、

電車に乗る前に歩いているときはどうだったか。

座って何分くらいすると気になるか。

立って乗った日はどうか。

電車を降りて歩くと変化するか。

を確認してみましょう。

電車で座ることが悪いという意味ではありません。

座る・立つ・歩くことで腰の状態がどう変わるのかを見ることがポイントです。

帰宅したらすぐソファへ座っていませんか?

帰宅後、

バッグを置く。

着替える。

そしてソファへ座る。

一日働いた後ですから、休むことは大切です。

しかしデスクワークで長時間座り、通勤電車でも座り、帰宅後もそのままソファで長時間過ごしている場合、一日を通して座っている時間がかなり長くなります。

ソファへ座ってはいけないわけではありません。

一度休んだ後に立つ。

飲み物を取りに行く。

夕食の準備をする。

少し部屋を歩く。

など、姿勢を変える機会を作ってみましょう。

ソファでは仕事用の椅子とは違う座り方になりやすい

会社では比較的姿勢を意識している方でも、自宅では力を抜いて座ると思います。

ソファへ深く沈む。

身体を斜めにする。

片側へ寄りかかる。

脚をソファの上へ乗せる。

長時間同じ向きでテレビを見る。

こうした姿勢になることもあります。

どの座り方が絶対に悪いということではありません。

リラックスする時間にまで完璧な姿勢を求める必要もありません。

ただし、同じ姿勢のまま長時間過ごし、腰の重さが強くなるのであれば、一度座り方を変えたり立ち上がったりしてみてください。

帰宅後に家事が続く方へ

仕事から帰った後も、

夕食を作る。

食器を洗う。

洗濯をする。

掃除をする。

子どもの準備をする。

翌日の支度をする。

と、身体を休める時間がほとんどない方もいます。

特に料理や洗い物では、少し前かがみの姿勢が続くことがあります。

洗濯物を取る。

床の物を拾う。

低い収納から物を出す。

といった動作もあります。

夕方の腰痛を「会社で座っているから」だけで考えず、仕事から就寝までを一日の負担として見ることも大切です。

キッチンに立っていると腰が重くなる場合

仕事中は座っている。

帰宅後は夕食を作るために立つ。

すると、

「座っていたときより、料理中の方が腰が重い」

と感じる方もいます。

この場合も、

立っているから悪い。

座っているから悪い。

と二択で考える必要はありません。

調理中に同じ場所へ立ち続けていないか。

作業台から身体が離れていないか。

下を向いた状態が続いていないか。

片側へ体重をかけ続けていないか。

などを確認してみましょう。

座り仕事の後だからこそ、立っているときの身体の使い方にも目を向ける必要があります。

入浴すると腰の重さは変化しますか?

夕方には腰が重い。

しかしお風呂へ入ると少し楽になる。

という方もいます。

反対に、

入浴してもほとんど変わらない。

一度は楽になるけれど寝るころには戻る。

という方もいるでしょう。

大切なのは、

「腰痛には温めるのが正解」

と一律に考えることではありません。

自分の場合、

入浴前はどの程度か。

入浴後はどうか。

寝る前にはどうなっているか。

翌朝はどうか。

という変化を確認してみてください。

また、急な強い痛みや体調不良などがある場合には、自己判断で長時間温め続けるのではなく、必要に応じて医療機関へ相談してください。

入浴後に強くストレッチする必要はありません

身体が温まると、

「今なら腰が伸びそう」

と思い、強くストレッチする方もいます。

前屈してできるだけ深く伸ばす。

腰を大きく反らす。

身体を強くひねる。

しかし、痛みを我慢しながら行う必要はありません。

気持ちよく動かせる範囲で、

身体をゆっくり動かす。

股関節を動かす。

少し歩く。

程度から始めてください。

動かした後に腰痛が明らかに強くなる場合には、その方法を無理に続けないようにしましょう。

翌朝には腰が楽になっていますか?

夕方になると腰が重い方に確認してほしい重要なポイントが、翌朝の状態です。

たとえば、

朝:ほぼ気にならない。

昼:少し重い。

午後:徐々に重くなる。

夕方:一番つらい。

夜:少し楽になる。

翌朝:またほぼ気にならない。

というパターンがあります。

この場合、一晩休むことで比較的軽くなり、仕事を始めると再び症状が積み重なっていることが分かります。

すると、

「夕方に腰を何とかする」

だけではなく、

午前中から負担をため込みすぎない方法

を考えることが重要になります。

朝まで腰の重さが残るようになってきた場合

以前は一晩寝れば楽だった。

ところが最近は翌朝も腰が重い。

さらに仕事をすると夕方にはもっとつらい。

このように症状のパターンが変化している場合は注意して経過を見ましょう。

特に、

症状が徐々に強くなっている。

痛む時間が長くなっている。

仕事を休んでも変わらない。

夜間も強く痛む。

脚の症状が出てきた。

などがあれば、「いつもの腰痛だから」と決めつけず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

休日になると腰が楽になる方へ

平日は夕方になると腰が重い。

しかし休日はそれほど気にならない。

という方もいます。

その場合、仕事の日と休日の違いを比べてみましょう。

座っている時間。

立つ回数。

歩く時間。

パソコンを見る時間。

車を運転する時間。

家事。

睡眠。

これらに違いがあるかもしれません。

「会社の椅子が悪い」と一つに決める前に、仕事の日にだけ増えている負担を探してみてください。

反対に休日の方が腰がつらい場合もあります

休日になると長時間ソファへ座る。

車で遠出する。

家の掃除をまとめてする。

庭仕事をする。

買い物で長時間歩く。

平日にできない家事を一気に片づける。

このような生活で、休日の方が腰を気にする方もいます。

「仕事が原因」「休日なら大丈夫」と最初から決めつけず、自分の実際の生活と症状を照らし合わせることが大切です。

夕方の腰痛セルフチェック

夕方になると腰が重い方は、次の項目を確認してみてください。

・朝は比較的楽か

・何時ごろから腰が気になるか

・座っていると強くなるか

・立つと変化するか

・少し歩くと変化するか

・腰だけでなくお尻も重いか

・左右差があるか

・昼休み後はどうか

・残業した日は強くなるか

・帰りの電車ではどうか

・帰宅後も続くか

・入浴後に変化するか

・翌朝には軽くなるか

・休日と仕事の日で違いがあるか

すべてに答えを出す必要はありません。

自分の腰痛を「夕方になると痛い」という一言から、もう少し具体的にするためのチェックです。

痛みの数字だけでなく「困っていること」も確認する

腰痛を0〜10程度で記録することも一つの方法ですが、数字だけでは分からないことがあります。

夕方になると集中できない。

座っているのが嫌になる。

会議がつらい。

仕事中に何度も腰を伸ばしている。

帰宅後すぐ横になりたくなる。

家事を後回しにしてしまう。

休日に腰を休ませることばかり考えてしまう。

こうした生活上の影響も重要です。

「仕事へ行けているから大丈夫」

だけで判断せず、腰痛によって毎日の過ごし方が変わっていないか確認してみましょう。

腰痛への不安から動かなくなっていませんか?

腰が重くなると、

「動いたらもっと痛くなりそう」

と思うことがあります。

そのため、

なるべく座る。

休日は横になって過ごす。

腰を曲げない。

できるだけ動かさない。

という生活になることもあります。

もちろん、強い痛みがあるときに無理をする必要はありません。

一方で、普段通り動ける状態にもかかわらず、腰痛への不安から必要以上に活動を避けているのであれば、一度見直してみましょう。

痛みの程度や状態に合わせて、無理のない範囲で日常の動きを保つことも大切です。

夕方に腰が重くても強く揉み続けない

仕事が終わると腰を強く押す。

マッサージ器を長時間当てる。

硬いボールで痛い場所を押す。

という方もいます。

その場で心地よく感じる場合もありますが、痛みを我慢するほど強く刺激する必要はありません。

強く刺激した後に、

痛みが増える。

内出血する。

翌日まで強い違和感が残る。

という場合には、その方法を続けないようにしてください。

腰痛を「硬いから強くほぐせばいい」と単純に考えず、まずは一日の身体の使い方を確認しましょう。

医療機関への相談を優先したい腰痛

腰痛の多くは身近な症状ですが、すべてを一般的な筋肉の疲れとして自己判断できるわけではありません。

たとえば、

転倒や事故など大きな外傷の後から強く痛む。

脚の力が入りにくくなっている、または進行するしびれがある。

排尿や排便の状態に普段と違う変化がある。

股の周辺に感覚の異常がある。

発熱や強い体調不良を伴っている。

安静にしていても強い痛みが続く。

夜間も強く痛み、症状が悪化している。

などの場合には、整体やセルフケアより医療機関への相談を優先してください。

また、「いつもの腰痛」とは明らかに違うと感じる場合も、自己判断を続けないことが大切です。

須磨駅前院では「夕方に痛い」までの過程を確認します

ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院では、

「夕方になると腰が重いです」

というお悩みに対して、夕方の腰だけを見るのではありません。

いつから腰痛があるのか。

朝はどの程度なのか。

何時ごろから重くなるのか。

どのくらい座り続けているのか。

立つと変化するのか。

歩くとどうか。

休日はどうなのか。

帰宅後や翌朝はどうなのか。

などを詳しく伺います。

現在の症状を0〜10程度で確認しながら、仕事や家事で具体的に何に困っているのかも整理します。

実際の仕事に近い動きも確認します

問診後は必要に応じて、

前へかがむ。

身体を起こす。

腰を反らす。

身体を左右へ動かす。

椅子から立ち上がる。

股関節を動かす。

など、身体の状態を確認します。

さらに、

座っているときに重くなる。

午後からつらい。

立って少し歩くと変化する。

お尻までだるくなる。

といった問診の内容と照らし合わせます。

腰が痛いから腰だけを見るのではなく、普段の身体の使い方と症状が出る動作を結びつけて考えることを大切にしています。

原因となっている可能性のある筋肉を確認します

問診と動作確認を行った後は、症状と関係している可能性のある筋肉について仮説を立てていきます。

腰が重いからといって、

「腰の筋肉が硬いことだけが原因」

と最初から決めつけるわけではありません。

長時間座っている方であれば、腰周辺だけでなく、お尻や股関節周辺などの状態も確認します。

どの動作で症状が出るのか。

どこを確認したときに普段の腰の重さと似た感覚があるのか。

仕事中にどのような身体の使い方をしているのか。

こうした情報を組み合わせながら、その方の状態を考えていきます。

腰が痛くても腰だけを見るとは限りません

「腰が痛いのに、なぜお尻や股関節周辺も見るのですか?」

と思う方もいるかもしれません。

身体は、仕事中も日常生活でも腰だけを単独で使っているわけではありません。

椅子から立ち上がる。

歩く。

前へかがむ。

物を持つ。

階段を上る。

こうした動作では、腰だけでなく股関節やお尻、脚なども一緒に動いています。

そのためハリココでは、症状がある場所だけにとらわれず、実際の動作との関係を確認していきます。

トリガーポイントという考え方

ハリココでは、筋肉の状態を確認する際にトリガーポイントという考え方を取り入れています。

トリガーポイントとは、筋肉などに生じる過敏なポイントを指し、痛みや重だるさと関係することがあります。

身体を確認しながら、

「普段感じている腰の重さと似ている」

「この辺りは自分では気づかなかった」

と感じる場所が見つかることもあります。

ただし、押して痛い場所が見つかったからといって、そこがすべての原因だと断定するわけではありません。

問診や動作確認と合わせて、施術する場所を考えていきます。

トリガーポイントケア整体と鍼灸

身体の状態に合わせて、ハリココ独自のトリガーポイントケア整体を行います。

「腰痛だから強く揉む」

「硬いから強い刺激を入れる」

という施術ではなく、身体の反応を確認しながら進めます。

また、状態やご希望に応じて鍼灸をご提案する場合もあります。

鍼灸が初めてで不安がある方には、施術について説明したうえで進めていきます。

ハリココでは国家資格を持つスタッフが、問診・検査で確認した内容をもとに施術をご提案しています。

施術と一緒に「午後の過ごし方」を見直す

今回のように夕方になるほど腰が重くなる場合、施術を受ける時間だけでなく、翌日の仕事も重要です。

午前中からほとんど立たない。

昼休みも同じ椅子に座る。

午後も長時間パソコン作業。

腰がつらくなってから初めて立つ。

この流れが続いているのであれば、実践できる範囲で変えていきます。

たとえば、

・仕事の区切りで一度立つ
・昼休みに少し歩く
・机の下を整理して足を動かしやすくする
・椅子へ座り直す回数を増やす
・症状が強くなる前に身体を動かす

などです。

すべてを一度に変える必要はありません。

現在の仕事を続けながら実践できる方法を探していきましょう。

目標は「腰痛の数字」だけではありません

腰痛の程度を0〜10で確認することは、身体の変化を見る一つの方法です。

しかし、それだけが目標ではありません。

夕方まで仕事へ集中できる。

会議中に腰ばかり気にしなくなる。

仕事後も家事をする余裕がある。

休日を腰を休ませるためだけに使わなくなる。

こうした生活上の変化も大切です。

「腰が痛いか、痛くないか」だけではなく、腰痛によって困っていることを少しずつ減らしていくことを目指します。

神戸市須磨区で夕方の腰痛にお悩みの方へ

朝は大丈夫なのに、夕方になると腰が重い。

そのような腰痛では、夕方だけを見るのではなく、朝から何を積み重ねてきたのかを振り返ることが大切です。

長時間の座りっぱなし。

休憩の少なさ。

仕事環境。

通勤。

帰宅後の過ごし方。

家事。

こうした一日の流れの中に、身体への負担を見直すヒントが見つかることがあります。

「仕事だから腰が痛くても仕方ない」

と我慢するだけではなく、一度自分の身体と一日の過ごし方を確認してみてください。

ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院は、JR須磨駅・山陽須磨駅から徒歩約3分です。

仕事帰りやお買い物のついでにも通いやすく、土日祝も受付しています。

神戸市須磨区・須磨駅周辺で、

夕方になると腰が重い。

デスクワーク中に腰がつらくなる。

長時間座っていると腰がだるい。

仕事が終わるころには腰を伸ばしたくなる。

慢性的な腰痛を一度見直したい。

という方は、お気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせはLINEから受け付けています。

https://lin.ee/Xrj8Vbi