長時間座った後、立ち上がると腰が痛い方へ
ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院の松本です。
仕事中、パソコンへ向かっているときはそれほど気にならない。
ところが、
「ちょっと飲み物を取りに行こう」
と椅子から立ち上がった瞬間、
「痛っ……」
と腰が気になる。
立った直後は腰を伸ばしにくく、数歩歩いていると少しずつ動きやすくなる。
このような経験はありませんか?
ほかにも、
長時間の会議が終わって立ち上がると腰が痛い。
車を運転した後、降りた瞬間に腰が伸びにくい。
電車で長く座った後、ホームへ降りると腰が重い。
自宅のソファから立つときに腰へ手を当ててしまう。
映画を見終わって席を立ったときに腰が固まっている感じがする。
このように、**「座っている最中より、立ち上がる瞬間の方がつらい」**という腰痛があります。
このタイプの腰痛があると、
「座り方が悪いのかな?」
「姿勢をもっと良くした方がいい?」
「腰の筋肉が弱いから?」
と考える方もいるでしょう。
もちろん、座っている姿勢を確認することは大切です。
しかし、立ち上がるときの腰痛を考えるなら、
「座っている姿勢」だけではなく、「座っている時間」と「そこからどう動き始めるのか」
にも目を向ける必要があります。
「座っているだけ」でも身体は使っています
座って仕事をしていると、
「今日は身体を使っていない」
と思うことがあります。
荷物を持ったわけではない。
走ったわけでもない。
スポーツもしていない。
一日中パソコンの前にいただけ。
それなのに、仕事が終わるころには腰が重い。
不思議に感じるかもしれません。
しかし、座っている間も身体は完全に休んでいるわけではありません。
上半身を支えながら、
パソコンを見る。
キーボードを操作する。
マウスを動かす。
電話をする。
資料を読む。
といった作業を続けています。
そして、座っている時間が長くなるほど、腰だけでなく股関節やお尻なども大きく動かす機会が減っていきます。
つまり、
「激しく動いたから負担がかかる」だけでなく、「長時間ほとんど動かなかった」ことも身体を考えるうえで重要
なのです。
何時間続けて座っていますか?
腰痛がある方にぜひ確認していただきたいのが、1日の合計座位時間だけではなく、一度に何分・何時間座り続けているのかです。
たとえば、
朝9時に仕事を開始。
メールを確認する。
資料作成。
オンライン会議。
気づいたら12時。
ということはないでしょうか。
仕事に集中していると、3時間近くほとんど椅子から立っていないこともあります。
午後も同じです。
13時から仕事を再開して、気づけば17時。
トイレへ行く程度しか立っていない。
このような働き方では、一日の多くを座った状態で過ごします。
その状態から急に立ち上がるため、
「最初の一歩だけ腰がつらい」
「身体がまっすぐになるまで少し時間がかかる」
と感じる方もいます。
大切なのは、
「8時間座ったから必ず腰痛になる」
と考えることではありません。
身体の状態には個人差があります。
ただ、立ち上がるたびに腰が気になるのであれば、自分がどれくらい連続して座っているのかを一度計ってみる価値があります。
デスクワークでは仕事に集中するほど動かなくなる
忙しい日は特に注意が必要です。
仕事量が多い。
締め切りが近い。
会議が続く。
資料を完成させたい。
このような日は、
「あと少し終わってから立とう」
と思ってしまいます。
その「あと少し」が何度も続き、気づけば数時間座りっぱなしになっていることがあります。
さらにオンライン会議が増えると、以前なら会議室まで歩いていた時間さえなくなります。
自分の席で会議に参加する。
終了したら、そのまま次の仕事をする。
以前より便利になった一方で、仕事中に自然と歩いていた機会が減っている方もいるでしょう。
腰痛対策というと、
「仕事後にストレッチしよう」
と考えがちです。
しかし、仕事が終わった後だけではなく、仕事をしている最中にどれくらい身体を動かせているかにも注目してみてください。
立ち上がった瞬間に腰が伸びにくいのはなぜ?
長時間座った後に、
「腰が曲がったまま伸びない感じがする」
という方もいます。
椅子に座っているときは、股関節や膝が曲がった状態になります。
そこから立ち上がると、
股関節を伸ばす。
膝を伸ばす。
上半身を起こす。
足で身体を支える。
というように、身体の状態が大きく変わります。
つまり、立ち上がるという動作は「腰を伸ばすだけ」ではありません。
腰。
股関節。
お尻。
太もも。
膝。
足。
などを使いながら身体全体で行う動作です。
そのため、
立ち上がると腰が痛い=腰だけを確認すればよい
とは限りません。
立ち上がり動作そのものを確認することも重要です。
椅子から立つとき、腰だけで身体を起こしていませんか?
普段、自分がどのように椅子から立っているのか意識することはほとんどないと思います。
一度ゆっくり確認してみましょう。
椅子へ深く座った状態から、そのまま勢いよく立とうとしていないでしょうか。
上半身だけを起こそうとしていないでしょうか。
腰が気になる方は、まず椅子の少し前側へ移動します。
足を身体の近くへ置きます。
そして上半身を軽く前へ移動させながら、脚も使って立ち上がります。
ポイントは、
「腰だけで立とうとしないこと」
です。
ただし、痛みを我慢してこの方法を練習する必要はありません。
立ち上がる動作そのものに強い痛みがある場合は、無理をせず身体の状態を確認してください。
椅子の高さも確認してみましょう
同じ職場でも、
「会社の椅子は平気だけれど、自宅の椅子から立つと腰が痛い」
ということがあります。
この場合、椅子の高さも確認してみましょう。
低い椅子やソファでは、座ったときに身体が深く沈み込みます。
そこから立ち上がるためには、身体をより大きく動かす必要があります。
反対に、足が床へ十分つかないほど高い椅子も、楽に座れるとは限りません。
大切なのは、
「腰痛には○cmの椅子が正解」
という数字だけで考えることではありません。
座ったときに足が安定しているか。
立ち上がりやすいか。
必要以上に身体が沈み込んでいないか。
机との高さは合っているか。
といったことを確認してみましょう。
ソファから立つと腰が痛い方へ
仕事用の椅子ではそれほど気にならないのに、
「自宅のソファから立つときが一番つらい」
という方もいます。
ソファは椅子より座面が低かったり、柔らかく身体が沈み込んだりするものがあります。
さらに自宅ではリラックスして、
浅く座る。
斜めに座る。
脚を組む。
横になりながらスマートフォンを見る。
長時間テレビを見る。
など、さまざまな姿勢を取ります。
ソファに座ること自体が悪いわけではありません。
ただ、
「帰宅してから寝るまで2〜3時間ほとんどソファから動かない」
という場合は、仕事中から続けて座る時間が非常に長くなります。
デスクワークで8時間座る。
電車で座って帰る。
帰宅してソファへ座る。
夕食後も座る。
このような一日なら、
腰痛対策を仕事中だけで考えるのではなく、帰宅後まで含めて考える必要があります。
車から降りる瞬間に腰が痛い方へ
長時間運転をした後、
「車から降りた瞬間に腰が痛い」
という方もいます。
車では同じ姿勢で座りながら、ハンドル操作やペダル操作を続けます。
そして目的地へ着くと、
シートベルトを外す。
身体をひねる。
脚を車外へ出す。
身体を持ち上げる。
立つ。
という動作を短時間で行います。
腰が気になる方ほど、
「早く立ちたい」
と勢いをつけて動いてしまうことがあります。
長時間運転後は、可能であれば急いで身体をひねって降りるのではなく、動きを分けてゆっくり車外へ出ることを意識してみてください。
また、長距離運転では安全を最優先にしながら、適切に休憩を取り、車から降りて身体を動かすことも大切です。
電車で座った後に腰が気になる方も
板宿駅周辺では、山陽電鉄や神戸市営地下鉄を利用して通勤・通学されている方も多いと思います。
電車で座れたとき、
「立っているより楽だから」
と感じるでしょう。
しかし、仕事ですでに長時間座っていた方の場合、
会社で座る。
電車でも座る。
帰宅してまた座る。
という流れになることがあります。
また、電車ではスマートフォンを見る方も多く、身体を前へ丸めた状態で長時間過ごすこともあります。
電車から降りた最初の一歩で腰が気になる方は、電車の座席だけを原因と考えるのではなく、その日一日でどれくらい座っていたのかを振り返ってみましょう。
「姿勢を良くする」だけでは座りっぱなしは変わりません
腰痛があると、
「姿勢が悪いからだ」
と思い、背筋を伸ばして座ろうとする方がいます。
骨盤を立てる。
胸を張る。
背筋を伸ばす。
確かに座る環境を見直すことは大切です。
しかし、どれだけ見た目がきれいな姿勢でも、そのまま何時間も動かなければ身体は疲れます。
そこで意識していただきたいのが、
「良い姿勢を固定する」より「同じ姿勢を続けすぎない」
という考え方です。
少し座り直す。
立つ。
歩く。
身体を伸ばす。
仕事の中で姿勢を変える。
完璧な姿勢を一日中維持しようとするより、身体を動かす機会を作ってみましょう。
腰痛対策は「座らない」ではなく「座り続けない」
デスクワークをしている方に、
「腰痛があるから座らないでください」
と言っても現実的ではありません。
仕事上、座る必要があります。
車を運転する方も同じです。
そこで目標にしたいのは、
座ることをゼロにするのではなく、長時間連続して座り続ける時間を減らすこと。
です。
飲み物を取りに行く。
プリンターまで歩く。
昼休みに少し外へ出る。
電話をするときに立つ。
自宅ならCMや動画の区切りで立つ。
こうした小さな動きでも構いません。
「腰痛対策のために毎日1時間運動しなければ」
と考えるより、まず一日の中で立ち上がる回数を増やしてみましょう。
立ち上がるときは股関節やお尻も使っています
立ち上がる瞬間に腰が痛いと、どうしても腰ばかりが気になります。
しかし、椅子から立ち上がる動作を考えると、腰だけが働いているわけではありません。
座った状態から、
上半身を前へ移動させる。
足で床を踏む。
膝を伸ばす。
股関節を伸ばす。
身体を起こす。
という動作が連続して行われます。
このとき、お尻や太もも周辺の筋肉も使います。
そのためハリココでは、立ち上がるときの腰痛について考える際に、腰だけに限定せず、股関節やお尻、脚なども含めて身体の状態を確認することを大切にしています。
自分では、
「腰の筋肉が硬いんだろう」
と思っていても、実際に身体を動かしてみると、
「股関節が動かしにくい」
「左右で動きに違いがある」
と気づくこともあります。
股関節を動かす機会が減っていませんか?
デスクワーク中心の生活では、股関節を大きく動かす機会が少なくなります。
朝、自宅で座る。
電車で座る。
会社で座る。
昼休みも座る。
午後も座る。
電車で帰る。
帰宅してソファへ座る。
一日を振り返ると、想像以上に座っている時間が長い方もいるでしょう。
もちろん立ち上がったり歩いたりすると股関節は動きます。
しかし、一度に何時間も座り続けている場合、その間は股関節を大きく動かす機会がほとんどありません。
だからこそ、
「腰が痛いから腰を伸ばす」
だけではなく、
普段から脚や股関節を動かす時間そのものが少なくなっていないか
も振り返ってみましょう。
お尻の重だるさも一緒にありませんか?
長時間座っている方の中には、腰痛だけでなく、
「お尻まで重い」
「お尻の奥がだるい」
「腰からお尻まで張っている感じがする」
という方もいます。
椅子に座っている間、お尻は座面と接しています。
長時間同じ姿勢を続ければ、
「腰だけではなくお尻も気になる」
ということがあります。
また、立ち上がる動作や歩行ではお尻周辺の筋肉も使います。
そのため、腰痛について身体を確認するときには、
腰。
骨盤周辺。
お尻。
股関節。
太もも。
などを切り離して考えすぎないことが大切です。
「腰が痛いから腰だけ」
ではなく、実際に身体を動かしたときにどこがどのように動いているのかを確認していきます。
一度、自分の立ち上がり方を確認してみましょう
普段は無意識に行っている立ち上がり動作を、一度ゆっくり確認してみましょう。
まず椅子へ座ります。
そこから普段通りに立ってみてください。
そのとき、
片方の脚ばかり使っていないでしょうか。
身体が左右どちらかへ傾いていないでしょうか。
机へ手をついていないでしょうか。
勢いをつけて立っていないでしょうか。
立った瞬間に腰へ手を当てていないでしょうか。
次に、左右の足を床につけた状態で、上半身を少し前へ移動させてからゆっくり立ってみます。
普段の立ち方と違いはあるでしょうか。
このセルフチェックは、
「正しい立ち方を決める」
ためではありません。
自分が普段どのように身体を使っているのかを知るため
に行います。
痛みが強い場合は無理に繰り返さないでください。
椅子に深く座りすぎて立ちにくくなっていませんか?
仕事中は椅子へ深く座ることもあると思います。
背もたれを利用しながら安定して座れているのであれば、それ自体が問題というわけではありません。
ただ、立ち上がるときに椅子の奥から一気に身体を持ち上げようとすると、立ちにくく感じる方もいます。
その場合は、
一度座面の前側へ移動する。
足を床へ置く。
上半身を少し前へ移動させる。
脚を使いながら立つ。
と動作を分けてみてください。
特に低い椅子や柔らかいソファでは、身体が沈み込むため立ち上がりにくくなることがあります。
「腰が弱いから立てない」
と決めつけず、椅子やソファの環境も含めて考えてみましょう。
デスクの下に物を置きすぎていませんか?
腰痛対策として椅子や机の高さを気にする方は多いですが、意外と見落とされやすいのがデスクの下です。
荷物。
収納ボックス。
パソコン本体。
バッグ。
こうした物が足元に多く置かれていると、脚を自由に動かしにくくなることがあります。
その結果、
脚をいつも同じ位置へ置く。
片側へ寄せる。
足を組む。
身体を斜めにして座る。
という状態になることもあります。
デスクワーク中の腰痛が気になる方は、椅子だけでなく一度机の下も確認してみてください。
足を置くスペースは十分あるでしょうか。
左右の脚を楽に動かせるでしょうか。
仕事環境を整えることも、身体への負担を考える一つの方法です。
足を組むこと自体を怖がりすぎない
腰痛がある方から、
「足を組んではいけませんか?」
という質問を受けることがあります。
足を組むことを完全に禁止する必要はありません。
短時間姿勢を変えるために足を組むこともあるでしょう。
気をつけたいのは、
いつも同じ脚を上にして、長時間その姿勢を続けること
です。
右脚を上にする方が落ち着く。
気づけば毎回同じ。
そのまま1時間仕事をしている。
という場合は、ときどき脚を戻したり、立ち上がったりして姿勢を変えてみてください。
「足を組んだら腰痛になる」
と一つの姿勢だけを悪者にするより、同じ姿勢を長く続けすぎないことを意識しましょう。
仕事中にタイマーを使うのも一つの方法
仕事へ集中すると、
「立つのを忘れてしまう」
という方もいると思います。
そんな場合は、スマートフォンやパソコンのタイマー、リマインダーを利用する方法もあります。
一定時間仕事をしたら、
一度立つ。
飲み物を取る。
少し歩く。
肩や腰を軽く動かす。
そして仕事へ戻る。
これだけです。
毎回長い休憩を取る必要はありません。
仕事の内容によっては自由に立てない場合もありますので、自分の働き方に合わせて調整してください。
大切なのは、
「痛くなってから立つ」のではなく、痛みが強くなる前にも姿勢を変える機会を作ること
です。
昼休みも座りっぱなしになっていませんか?
午前中に数時間デスクワークをして、ようやく昼休み。
ところが、
自分のデスクで昼食を食べる。
そのままスマートフォンを見る。
休憩が終わったら再びパソコンを開く。
という過ごし方では、身体にとってはほとんど座りっぱなしの状態が続きます。
可能であれば、
昼食を買いに少し歩く。
食後に短時間歩く。
一度外へ出る。
立って飲み物を取りに行く。
など、昼休みに身体を動かす時間を作ってみましょう。
昼休みは頭を休ませる時間であると同時に、午前中に長く続いた座位を一度リセットする機会としても活用できます。
帰宅後すぐソファへ座る前に
一日仕事をして帰宅すると、
「とにかく座りたい」
と思います。
もちろん休むことは大切です。
しかしデスクワークの方の場合、すでに仕事中に長時間座っています。
さらに電車や車で座って帰宅し、そのままソファへ座ると、身体を大きく動かす時間がほとんどありません。
そこで帰宅後、
着替える。
荷物を片づける。
軽く歩く。
身体をゆっくり動かす。
など、数分でも構わないので身体を動かしてから休むことも一つの方法です。
「腰痛対策として運動しなければ」
と構える必要はありません。
まずは、座っている時間と動いている時間のバランスに目を向けてみましょう。
腰を反らすストレッチは全員に必要とは限りません
長時間座った後に腰が伸びにくいと、
「反対方向へ思い切り反らせばいいのでは?」
と考えることがあります。
しかし、腰を反らしたときに痛みが強くなる方もいます。
セルフケアは、
「腰痛ならこのストレッチ」
と全員が同じことをすればよいわけではありません。
腰を動かす。
股関節を動かす。
少し歩く。
脚を動かす。
自分が無理なくできる範囲で行ってください。
特に、
「痛いけれど効いている気がする」
と我慢しながら強く伸ばすことは避けましょう。
痛みが強くなる動きは無理に繰り返さないことが大切です。
座ったままできる小さな動きからでも構いません
仕事上、頻繁に席を立つことが難しい方もいるでしょう。
その場合は、座ったままでもできる範囲で身体を動かしてみてください。
足首を動かす。
膝を軽く伸ばす。
座り直す。
肩を回す。
身体を無理のない範囲で動かす。
小さな動きでも構いません。
もちろん可能であれば立って歩くことも取り入れたいですが、
「十分な運動時間を取れないから何もしない」
のではなく、できる範囲から始めることが重要です。
帰宅後は「腰だけ」を伸ばさなくても大丈夫
腰がつらいと、帰宅後のセルフケアも腰ばかりになりがちです。
しかし今回お伝えしているように、長時間座った生活では股関節や脚を大きく動かす機会も減っています。
そのため、
短時間歩く。
股関節を無理のない範囲で動かす。
膝を曲げ伸ばしする。
身体全体を軽く動かす。
といった方法も取り入れてみましょう。
ストレッチをするときも、
「どこまで伸ばせるか」
を競う必要はありません。
気持ちよく動かせる範囲で十分です。
「数歩歩けば楽になるから大丈夫」と思っていませんか?
立ち上がった瞬間は腰が痛い。
でも、数歩歩けば少し楽になる。
そのため、
「すぐ治まるから大丈夫」
と何か月もそのままにしている方もいます。
もちろん、一時的な違和感でその後まったく気にならないこともあります。
しかし、
毎日のように立ち上がるたび腰が気になる。
以前より立った直後の痛みが強くなっている。
朝も腰が気になるようになった。
運転後にも同じ症状が出る。
仕事以外でも腰を気にする場面が増えている。
という場合は、一度現在の身体や生活習慣を見直してみてもよいでしょう。
「我慢できるかどうか」だけを判断基準にせず、
以前と比べて身体の状態がどう変わっているか
を見ることも大切です。
急な強い腰痛や脚の症状には注意してください
腰痛の多くは日常生活の中で経験する身近なお悩みですが、すべての腰痛を自己判断で「座りすぎ」と考えることはできません。
たとえば、
転倒や事故の後から強く痛む。
安静にしていても非常に強い痛みが続く。
発熱など腰痛以外の症状を伴う。
脚に強いしびれや力の入りにくさがある。
排尿・排便に普段と異なる大きな変化がある。
時間とともに急激に悪化している。
など、普段とは明らかに異なる症状がある場合には、医療機関への相談を検討してください。
「いつもの腰痛だから」
と決めつけないことも大切です。
特に急激な変化がある場合は、無理にストレッチやマッサージを続けず、適切な医療機関で身体の状態を確認しましょう。
板宿駅前院では「立ち上がると痛い」という動作も確認します
ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院では、腰痛についてご相談いただいた際、
「腰のどこが痛いですか?」
だけでカウンセリングを終えるわけではありません。
今回のような腰痛であれば、
どのくらい座っていると腰が気になるのか。
座っている最中にも痛いのか。
立ち上がる瞬間だけ痛いのか。
立った後、何歩か歩くと変化するのか。
朝起きたときにも腰が気になるのか。
車の運転後にも同じ症状が出るのか。
仕事の日と休日で違いがあるのか。
などを確認していきます。
同じ「腰痛」という言葉でも、一人ひとり困っている場面は違います。
そのため、症状名だけではなく、実際にどのような場面で困っているのかを詳しく伺うことを大切にしています。
普段の仕事や生活について確認する理由
デスクワークが中心なのか。
車の運転が多いのか。
立ったり座ったりを繰り返す仕事なのか。
重い物を持つことがあるのか。
自宅ではソファで過ごすことが多いのか。
休日はよく歩くのか、それとも座っていることが多いのか。
こうした生活背景も身体の状態を考えるための重要な情報です。
たとえば平日は腰がつらいのに休日は比較的楽なのであれば、仕事中の身体の使い方を確認する必要があります。
反対に休日も同じように腰が気になるのであれば、仕事だけに限定せず生活全体を見ていく必要があります。
「姿勢が悪いから腰痛です」
と一つの理由に決めつけるのではなく、普段どのような負担が積み重なっているのかを一緒に整理していきます。
腰だけでなく身体の動きを確認します
カウンセリングの内容を踏まえ、必要に応じて身体の動きも確認します。
前へ身体を倒す。
身体を起こす。
腰を動かす。
身体をひねる。
椅子から立ち上がる。
股関節を動かす。
こうした動作を確認することで、
「どの動きで腰が気になるのか」
「左右で動き方に違いがないか」
などを見ていきます。
特に今回のテーマである、
「座った後、立ち上がると腰が痛い」
という場合には、可能な範囲で実際の立ち上がり動作を確認することも重要です。
座っている状態だけを見ても、立ち上がった瞬間のつらさは分かりません。
普段困っている動きを確認することで、身体の状態をより具体的に考えていきます。
「原因になっていそうな筋肉」を考えていく
身体の動きや普段の生活について確認したら、
「どの筋肉へ負担が集中している可能性があるのか」
という仮説を立てながら身体を確認します。
腰が痛いからといって、腰だけを見るとは限りません。
お尻。
股関節周辺。
太もも。
腰周辺。
など、立ち上がり動作に関わる部分を含めて確認することがあります。
そして筋肉を確認したときに普段感じている症状が再現されるか、身体を動かしたときにどのような変化があるのかなどを見ながら、施術するポイントを考えていきます。
大切なのは、最初から
「原因はここです」
と決めつけないことです。
カウンセリングと身体の確認を組み合わせながら、一人ひとりの状態を考えていきます。
トリガーポイントに着目した施術
ハリココでは筋肉の状態を確認する際、トリガーポイントという考え方を取り入れています。
トリガーポイントとは、筋肉などに生じる過敏なポイントを指し、痛みや重だるさと関係することがあります。
腰痛の場合でも、
「痛い場所をとにかく強く押す」
という考え方ではありません。
カウンセリング。
身体の動き。
普段の負担。
筋肉の状態。
これらを確認したうえで、施術する場所を考えていきます。
そのため、
「腰が痛いのに、どうしてお尻や股関節周辺も確認するの?」
と思うことがあるかもしれません。
その場合は、身体の状態についてできるだけ分かりやすくご説明します。
ご自身でも身体について理解しながら施術を受けていただくことを大切にしています。
整体・鍼灸を身体の状態に合わせてご提案します
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、身体の状態に合わせてトリガーポイントケア整体を行います。
必要に応じて、鍼灸をご提案する場合もあります。
「整体を受けたことがない」
「鍼は少し怖い」
「強い施術は苦手」
という方もいらっしゃいます。
初めての場合は、不安に思っていることも含めてお話しください。
施術は、刺激が強ければ強いほど良いわけではありません。
一人ひとりの状態や感じ方を確認しながら進めていきます。
また、身体の状態によって医療機関での確認が必要と考えられる場合には、適切な受診を優先することも大切です。
目標は「腰痛を気にせず何をしたいか」
腰痛について考えるとき、
「痛みをなくしたい」
という希望はもちろん重要です。
ただ、その先についても考えてみてください。
仕事中、立ち上がるたびに腰を気にしたくない。
長時間の会議後もスムーズに歩きたい。
車で旅行へ行きたい。
休日に家族と出かけたい。
趣味を続けたい。
運動を再開したい。
腰を気にせず仕事へ集中したい。
身体を整える目的は、一人ひとり違います。
そのためハリココでは、現在の症状だけではなく、身体の状態が変わったら何をしたいのかについても大切にしています。
「腰痛がある」という情報だけでなく、その腰痛によって何に困っているのか。
そこまで共有しながら、身体のケアについて考えていきましょう。
施術後の日常生活も大切です
整体や鍼灸を受けたとしても、その後また毎日長時間座り続ける生活へ戻ります。
だからこそ、施術だけですべてを考えるのではなく、普段の生活も一緒に見直すことが重要です。
一度に大きく生活を変える必要はありません。
まずは、
長時間座ったら一度立つ。
昼休みに少し歩く。
机の下を整理する。
ソファに座り続ける時間を見直す。
立ち上がるときに勢いだけに頼らない。
など、自分が取り入れやすいことから始めてみましょう。
身体の状態を確認したうえで、
「この方なら何を意識するとよいか」
を考えることも、身体のケアの一部です。
板宿駅周辺で腰痛にお悩みの方へ
ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院は、山陽電鉄・神戸市営地下鉄 板宿駅から徒歩約3分です。
板宿周辺にお住まいの方はもちろん、
板宿駅を通勤で利用している方。
デスクワークで長時間座っている方。
仕事帰りに身体のケアをしたい方。
長時間の運転で腰が気になる方。
など、腰のお悩みがあればご相談ください。
特に、
「座っている間は平気なのに、立つと痛い」
「仕事終わりに椅子から立つと腰が伸びない」
「車から降りた瞬間がつらい」
「数歩歩くと楽になるので、ずっと我慢している」
という方は、一度現在の身体の状態を確認してみましょう。
まとめ|立ち上がるときの腰痛は「座り方」だけで考えない
今回は、長時間座った後に立ち上がると腰が痛い方へ向けて、日常生活で確認していただきたいポイントをご紹介しました。
デスクワークによる腰痛というと、
「姿勢が悪いから」
と考えがちです。
しかし実際の生活を振り返ると、
何時間座り続けているのか。
仕事中に何回立っているのか。
股関節や脚をどのくらい動かしているのか。
椅子からどのように立っているのか。
仕事後も座り続けていないか。
運転時間は長くないか。
など、確認したいことはたくさんあります。
大切なのは、完璧な姿勢を一日中維持することではありません。
同じ姿勢を長時間続けすぎず、身体を動かす機会を作ること。
まずは今日の仕事中に、自分が何時間連続で座っているのか確認してみてください。
そして腰が気になる前にも、一度立ち上がって身体を動かしてみましょう。
それでも、
毎日のように立ち上がると腰が痛い。
以前より腰を気にする場面が増えた。
セルフケアをしても繰り返す。
腰だけでなくお尻や脚まで気になる。
という場合には、一度身体の状態を確認することも選択肢です。
ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院では、腰だけを見るのではなく、カウンセリングや身体の動きを通して、日常生活でどのような負担が積み重なっているのかを考えます。
神戸市須磨区・板宿駅周辺で腰痛にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談はこちら
ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院
山陽電鉄・神戸市営地下鉄 板宿駅から徒歩約3分。
長時間座った後の腰痛、デスクワークによる腰の重だるさ、立ち上がるときの腰のお悩みなどについてご相談いただけます。
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