肩甲骨の内側が痛い・重だるい方へ|肩こりとの関係と対策
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院の松本です。
「肩こりだと思って肩を揉んでいるけれど、一番つらいのは肩甲骨の内側」
「仕事をしていると背中までガチガチになる」
「肩甲骨と背骨の間を誰かに押してほしくなる」
「夕方になると肩甲骨の内側が重だるい」
このようなお悩みはありませんか?
肩こりというと、首の付け根から肩の上あたりをイメージする方が多いと思います。
しかし実際には、
「肩よりも少し下がつらい」
「肩甲骨の内側が一番気になる」
「背中まで重だるい」
と感じる方もいます。
自分では手が届きにくい場所でもあるため、壁や椅子の背もたれに押しつけたり、ご家族に押してもらったりしている方もいるのではないでしょうか。
一時的に気持ちよく感じても、翌日仕事をすると再び同じ場所が重くなる。
そんな状態を何度も繰り返しているのであれば、
「肩甲骨の内側をもっと強く押せばいい」
と考えるだけではなく、なぜその場所へ負担を感じているのかを考えてみることが大切です。
そもそも肩甲骨はどこにある?
「肩甲骨」という言葉は知っていても、身体の中でどのように動いているのかまでは意識したことがない方も多いと思います。
肩甲骨は背中の上部に左右一つずつあります。
腕を上げる。
腕を前へ伸ばす。
物を取る。
服を着る。
髪を洗う。
肩を回す。
こうした上半身のさまざまな動作に関わります。
肩甲骨は完全に固定されているわけではなく、腕の動きなどに合わせて動きます。
ところが現代の生活では、腕を大きく動かすよりも、身体の前側に置いたまま細かな作業をする時間が非常に長くなっています。
代表的なのがパソコンです。
キーボードを操作するときも。
マウスを操作するときも。
腕は身体の前にあります。
スマートフォンも同じです。
つまり、肩甲骨周辺が気になる方は、
「肩甲骨を動かしすぎている」のではなく、「同じような位置で長時間使い続けている」
ことにも目を向ける必要があります。
デスクワーク中、腕は何時間前に出ていますか?
一日の仕事を振り返ってみましょう。
朝9時にパソコンを開く。
キーボードへ手を置く。
メールを確認する。
資料を作る。
マウスを操作する。
オンライン会議をする。
昼休みを挟んで、午後も同じ作業を続ける。
この間、腕は基本的に身体の前側にあります。
もちろん細かくは動いています。
しかし、
腕を頭の上まで上げる。
後ろへ大きく動かす。
肩甲骨周辺を大きく動かす。
という機会はほとんどありません。
そのため、
「激しい運動なんてしていないのに、なぜ肩甲骨周辺がこんなに疲れるの?」
と思う方もいるでしょう。
身体への負担は、激しい運動だけで生じるわけではありません。
同じ姿勢や同じ動きを長時間続けることも、身体の重だるさを考えるうえで重要です。
マウスを使う側だけつらい方へ
肩甲骨の内側が気になる方の中には、
「右だけつらい」
「左は大丈夫なのに右の肩甲骨周辺が重い」
という方もいます。
デスクワークをしている場合、確認していただきたいのがマウス操作です。
右手でマウスを使用する方は、仕事中に何時間も右腕を特定の位置へ置いています。
さらにマウスが身体から遠い場所にあると、腕を少し前へ伸ばした状態が続きます。
数分程度なら気にならなくても、それを毎日何時間も続ければ身体への負担は積み重なります。
一度、自分のデスクを確認してみてください。
マウスが遠すぎないでしょうか。
肘が身体から大きく離れていないでしょうか。
机の高さに対して肩が上がっていないでしょうか。
右肩だけ前へ出ていないでしょうか。
「右の肩甲骨が悪い」と考える前に、右腕を毎日どのように使っているのかを確認することが大切です。
ノートパソコンでは首と肩甲骨の両方に注目
ノートパソコンを使用している方も多いと思います。
ノートパソコンは持ち運びやすく便利ですが、画面とキーボードが一体になっています。
そのため机の高さや身体の位置によっては、
画面を見るために顔が下がる。
頭が前へ出る。
腕を前へ伸ばす。
背中が丸くなる。
という姿勢になりやすい場合があります。
ここで重要なのは、
「猫背だから全部悪い」
と単純に考えないことです。
身体は一つの姿勢を取っただけですぐに問題になるわけではありません。
注目したいのは、その姿勢をどのくらい続けているかです。
30分。
1時間。
2時間。
気づけば午前中ずっと同じ姿勢。
午後も同じ。
この積み重ねが、首から肩、肩甲骨周辺の重だるさにつながることがあります。
ノートパソコンを長時間使用する方は、可能であれば外付けのモニターやキーボードなどを利用し、画面を見る位置や腕の位置を調整することも検討してみましょう。
「姿勢を良くしよう」と肩甲骨を寄せ続けていませんか?
肩甲骨周辺が気になると、
「猫背だから肩甲骨を寄せなければ」
と思う方もいます。
胸を張る。
肩を後ろへ引く。
肩甲骨をぎゅっと寄せる。
確かに一時的に姿勢が整ったように見えるかもしれません。
しかし、その状態をずっと力を入れて維持しようとすると、今度は背中側の筋肉を緊張させ続けることになります。
姿勢は、
一つの正解の形を何時間も維持すること
ではありません。
負担の少ない姿勢を意識しながら、定期的に身体を動かすことが重要です。
「姿勢を良くしなければ」と一日中力を入れている方は、一度肩の力を抜いてみてください。
良い姿勢を作ろうと頑張りすぎることが、かえって身体を疲れさせている場合もあります。
肩甲骨の内側がつらいと「ゴリゴリ押したくなる」
肩甲骨の内側が重だるいと、
「ここを強く押してほしい」
と思う方も多いでしょう。
テニスボールなどを壁と背中の間に挟んで押している方もいるかもしれません。
気持ちよく感じる範囲で身体をケアすること自体を否定する必要はありません。
ただし、
痛みを我慢しながら強く押す。
同じ場所を長時間刺激する。
硬いからと何度も強く押し込む。
といったセルフケアには注意してください。
「痛いほど効いている」
とは限りません。
また、肩甲骨の内側がつらいからといって、その場所だけが原因とは限りません。
毎日のように同じ場所を押しているのに翌日には元へ戻るのであれば、
押す強さではなく、なぜそこへ負担が集中しているのか
という視点へ切り替えてみましょう。
首こりと肩甲骨の重だるさを一緒に感じる理由を考える
肩甲骨の内側が気になる方は、首についても確認してみてください。
「首も重い」
「後ろを振り返りにくい」
「首の付け根から肩甲骨まで一本につながっているように張る」
と感じていないでしょうか。
デスクワークでは、首と肩甲骨周辺がまったく別々に働いているわけではありません。
頭の位置を保ちながら、腕を前に出してキーボードやマウスを操作します。
そのため肩甲骨周辺の重だるさがある場合でも、首の動きや頭の位置を一緒に確認することが大切です。
一度、痛みのない範囲でゆっくり右と左を向いてみましょう。
左右で向きやすさに違いはないでしょうか。
首を動かしたときに肩甲骨周辺まで張る感じはないでしょうか。
自分では、
「背中だけが凝っている」
と思っていても、身体を動かしてみると別の場所とのつながりに気づくことがあります。
肩甲骨を「はがす」ことだけが目的になっていませんか?
最近は「肩甲骨はがし」という言葉を見聞きする機会も増えています。
肩甲骨周辺が硬いと感じている方にとって、
「肩甲骨をもっと動かせるようにしたい」
と思うのは自然なことです。
ただし、大切なのは特定の施術名や方法そのものではありません。
なぜ肩甲骨周辺が重くなっているのか。
首や腕はどう動いているのか。
仕事中はどのような姿勢なのか。
肩甲骨を動かす機会はあるのか。
どの動作でつらさが強くなるのか。
こうした部分まで考えることが重要です。
「肩甲骨をはがせばすべて解決する」
と一つの方法だけに絞るのではなく、現在の身体全体を確認することから始めてみましょう。
肩甲骨周辺の状態を簡単に確認してみましょう
肩甲骨の内側が重いと感じている方は、まず自分の身体がどのように動いているのか確認してみましょう。
特別な道具は必要ありません。
ただし、強い痛みがある場合は無理に動かさないでください。
両腕をゆっくり上げてみる
まず、立った状態または椅子に座った状態で両腕をゆっくり上げてみましょう。
右と左で上げやすさに違いはないでしょうか。
片側だけ途中で重く感じないでしょうか。
肩甲骨周辺に引っかかるような感覚はないでしょうか。
無理に耳の横まで上げる必要はありません。
大切なのは、
「どこまで上がるか」
だけではなく、
「左右で感覚に違いがあるか」
を確認することです。
首を左右へ向けてみる
次に、身体を正面へ向けたまま首をゆっくり右、左へ動かします。
右は向きやすいけれど左は向きにくい。
片側へ向いたときだけ肩甲骨の内側まで張る。
首の付け根が気になる。
こうした違いがないか確認してみてください。
肩甲骨の内側がつらいからといって、肩甲骨だけを確認すればよいとは限りません。
首を動かしたときの変化も、身体の状態を考えるための情報になります。
腕を前へ伸ばしてみる
パソコン作業をイメージしながら、腕を身体の前へ伸ばしてみましょう。
そのとき肩が上がっていないでしょうか。
頭が前へ出ていないでしょうか。
背中に力が入りすぎていないでしょうか。
仕事中はこの状態を何時間も続けている可能性があります。
数秒なら何ともない姿勢でも、長時間続けば身体への負担は変わってきます。
セルフチェックの目的は、
「自分の身体が悪いところを探す」
ことではありません。
普段、自分がどのように身体を使っているのかを知ること。
ここから始めてみましょう。
仕事中は「正しい姿勢」より動く回数を増やす
肩こりや肩甲骨周辺のつらさがあると、姿勢を気にする方が多くなります。
もちろん、椅子や机、パソコン画面などの環境を調整することは大切です。
しかし、
「正しい姿勢を8時間維持しなければ」
と考える必要はありません。
どれだけ見た目がきれいな姿勢でも、まったく同じ状態を長時間続ければ身体は疲れます。
そのためデスクワークでは、
資料を取りに立つ。
飲み物を取りに行く。
トイレへ行く。
休憩中に少し歩く。
電話をするときに立つ。
コピー機まで歩く。
など、仕事の中で身体を動かす機会を作ることも重要です。
「1時間ストレッチする時間はない」
という方でも、1日の中で立ち上がる回数を増やすことなら始めやすいのではないでしょうか。
身体のケアは、特別な運動だけではありません。
日常生活の小さな動きを増やすことも大切です。
肩をすくめたまま仕事をしていませんか?
パソコンを使っていると、気づかないうちに肩へ力が入っている方がいます。
特に、
仕事へ集中している。
締め切りに追われている。
細かい作業をしている。
オンライン会議が続いている。
という場面では、肩を少しすくめた状態になっていることがあります。
一度、今の肩の位置を確認してみてください。
肩に力が入っていないでしょうか。
必要以上に胸を張っていないでしょうか。
肩甲骨を後ろへ寄せ続けていないでしょうか。
一度肩を軽く上へ持ち上げ、ストンと力を抜いてみます。
それだけでも、
「思っていた以上に肩へ力を入れていた」
と気づくことがあります。
姿勢を作ることばかり意識するのではなく、余計な力を抜けているかにも注目してみましょう。
スマートフォンを見る時間も肩甲骨周辺に影響します
仕事が終わった後も、腕を身体の前へ出す時間は続きます。
代表的なのがスマートフォンです。
電車の中。
自宅のソファ。
ベッド。
食後。
寝る前。
スマートフォンを使用するとき、多くの場合は身体の前で端末を持ちます。
仕事中はパソコン。
通勤中はスマートフォン。
帰宅後もスマートフォン。
という生活では、一日を通して腕を身体の前へ置く時間が非常に長くなります。
「仕事が終わったから肩を休めているつもり」
でも、身体の使い方を見ると似た状態が続いていることがあります。
特にソファで長時間スマートフォンを見るときは、
背中が丸くなる。
顔が下を向く。
片手だけで端末を持つ。
同じ姿勢が続く。
ということがあります。
肩甲骨周辺の重だるさが気になる方は、パソコン時間だけでなく、一日の合計画面時間も振り返ってみましょう。
家事でも腕は身体の前で働いています
デスクワークをしていない方でも、肩甲骨周辺がつらくなることはあります。
家事を考えてみましょう。
料理。
洗い物。
掃除。
洗濯物をたたむ。
アイロン。
子どもの世話。
買い物袋を持つ。
多くの作業で腕を使います。
特に料理や洗い物では、調理台やシンクの前で腕を身体の前に出した状態が続きます。
さらに仕事から帰宅した後に家事をする方は、
日中はパソコン。
帰宅後は料理や洗い物。
その後スマートフォン。
という流れになることもあります。
「運動していないから腕は使っていない」
とは限りません。
日常生活の中で、腕や肩周辺は想像以上に働いています。
バッグをいつも同じ肩に掛けていませんか?
通勤や買い物でバッグを持つときも確認してみましょう。
ショルダーバッグ。
トートバッグ。
仕事用バッグ。
買い物袋。
いつも同じ側で持っていないでしょうか。
「右の方が持ちやすい」
という理由で、何年も同じ肩にバッグを掛けている方もいます。
バッグを持つこと自体が問題というわけではありません。
ただ、肩甲骨周辺に左右差がある場合には、普段の荷物の持ち方も身体の使い方を考える材料になります。
荷物が必要以上に重くなっていないか。
使っていない物を毎日持ち歩いていないか。
左右を変えられるバッグなのか。
といった点も確認してみましょう。
車の運転でも肩甲骨周辺が重くなることがあります
長時間運転した後、
「肩から背中がガチガチ」
と感じる方もいます。
運転では、
ハンドルを握る。
前を見る。
同じ姿勢で座る。
右脚でアクセルやブレーキを操作する。
という状態が続きます。
さらに緊張して運転していると、無意識にハンドルを強く握ったり、肩へ力が入ったりすることがあります。
長距離運転の後に肩甲骨周辺がつらくなる方は、運転姿勢だけでなく、
ハンドルを握る力が強すぎないか
にも注目してみてください。
もちろん安全運転が最優先ですが、休憩できるタイミングでは車から降りて身体を動かすことも大切です。
肩甲骨を大きく動かす時間を作ってみましょう
デスクワークやスマートフォンでは、肩や腕を使っていても動く範囲は比較的小さくなります。
そこで休憩時間などに、無理のない範囲で腕や肩を大きく動かしてみましょう。
たとえば、
両腕をゆっくり上へ伸ばす。
肩を前後へゆっくり回す。
腕を身体の横へ広げる。
肩を上げてから力を抜く。
などです。
難しい運動を覚える必要はありません。
ポイントは、
痛みを我慢して動かさないこと。
「肩甲骨をはがしたい」
「硬いからもっと伸ばしたい」
と無理に大きく動かす必要はありません。
気持ちよく動かせる範囲から始めましょう。
胸の前を動かすことも意識する
肩甲骨周辺が重いと、背中側ばかりストレッチしたくなると思います。
しかしデスクワークでは、腕を身体の前へ置く時間が長くなります。
そのため、胸の前や腕なども含めて身体を動かしてみましょう。
たとえば立った状態で腕を身体の横へ広げ、胸の前を軽く開くようにします。
このとき、
腰を大きく反らす。
胸を無理に突き出す。
痛みを我慢する。
必要はありません。
「たくさん伸ばせば効果が高い」
というものではありません。
呼吸を止めず、楽に動かせる範囲で行いましょう。
「肩甲骨を寄せる」だけでなく「離す」動きも
肩甲骨の運動というと、
「肩甲骨を寄せる」
動作ばかりイメージする方もいます。
しかし肩甲骨は寄せる方向だけに動くわけではありません。
腕を前へ伸ばすと、肩甲骨も身体の外側へ動きます。
そのためセルフケアでは、
寄せる。
戻す。
腕を前へ伸ばす。
上へ上げる。
といったさまざまな方向へ、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
一方向へ強く動かすことより、いろいろな方向へ動かす機会を作ることが大切です。
深呼吸をするとき、肩が上がっていませんか?
仕事中に集中していると、呼吸が浅く感じることがあります。
休憩のタイミングで、一度ゆっくり呼吸してみましょう。
息を吸うたびに肩が大きく上がっていないでしょうか。
首や肩へ力が入っていないでしょうか。
「深呼吸しなければ」と必要以上に大きく息を吸う必要はありません。
肩の力を抜き、楽に呼吸することを意識してみてください。
肩甲骨周辺のセルフケアというとストレッチばかり考えがちですが、身体へ力が入り続けていないかを確認する時間を作ることも重要です。
セルフケアをしても毎日同じ場所がつらい場合
ストレッチをする。
肩を回す。
仕事中に立つ。
デスク環境を変える。
スマートフォンを見る時間を減らす。
こうした工夫で身体が楽になる方もいるでしょう。
一方で、
「いろいろ試しているけれど、毎日同じところがつらい」
という方もいます。
特に、
数か月以上肩甲骨周辺の重だるさが続いている。
肩だけでなく首も気になる。
左右で動きに違いを感じる。
仕事をすると毎日同じ場所がつらくなる。
セルフケアをすると一時的に楽になるが、すぐ繰り返す。
という場合は、一度身体の状態を確認することも選択肢です。
セルフケアが悪いのではありません。
ただ、自分一人では、
「どこを確認すればいいのか分からない」
こともあります。
そんなときは、つらい肩甲骨周辺だけでなく、首や肩、腕なども含めて身体を確認してみましょう。
肩甲骨の内側が痛いからといって筋肉だけとは限りません
ここで一つ注意していただきたいことがあります。
肩甲骨の内側や背中周辺に痛みがあるからといって、すべてが一般的な肩こりや筋肉の負担によるものとは限りません。
強い痛みが突然出た。
転倒や事故の後から痛い。
胸の痛みや息苦しさなどを伴っている。
安静にしていても強い痛みが続く。
発熱など別の症状がある。
腕や手に強いしびれや力の入りにくさがある。
時間とともに急激に症状が悪化している。
このような場合は、
「肩甲骨が凝っているだけだろう」
と自己判断せず、医療機関への相談を検討してください。
普段とは明らかに違う症状がある場合は、無理にストレッチやマッサージを続けないことも大切です。
須磨駅前院では肩甲骨だけを見て終わりにはしません
肩甲骨の内側がつらいと、
「ここを揉んでほしい」
「この硬いところをほぐしてほしい」
と思う方も多いでしょう。
実際に、つらさを感じている場所を確認することは大切です。
しかし、ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院では、肩甲骨の内側が気になるからといって、その場所だけを確認して終わるわけではありません。
これまでご紹介してきたように、肩甲骨は腕の動きなどとも関係しています。
さらに日常生活では、
首を動かす。
腕を上げる。
腕を前へ伸ばす。
物を持つ。
パソコンを操作する。
スマートフォンを見る。
車を運転する。
家事をする。
など、さまざまな動作を組み合わせています。
そのため、
「どこがつらいのか」と「身体をどのように使っているのか」の両方を見ること
を大切にしています。
まずは「いつつらいのか」を詳しく確認します
施術を始める前に、まず現在のお悩みについてお話を伺います。
肩甲骨の内側が気になる場合でも、
朝から重いのか。
仕事を始めて数時間すると気になるのか。
夕方が一番つらいのか。
休日にも気になるのか。
パソコンを使った後だけなのか。
運転すると強くなるのか。
腕を上げたときに気になるのか。
など、人によって状態は異なります。
また、
「右側だけ」
「左右両方」
「肩甲骨より首の方がつらい日もある」
「肩甲骨から背中まで広く重い」
など、感じている場所にも違いがあります。
こうした情報は、身体を確認するための重要な手がかりです。
「肩甲骨が痛いです」
だけで終わらず、
いつ、何をしているときに、どのようにつらくなるのか
を一緒に整理していきます。
仕事について伺うのにも理由があります
肩こりや肩甲骨周辺のお悩みで来院された方に、
「どのようなお仕事をされていますか?」
と伺うことがあります。
これは仕事内容そのものを知りたいからではありません。
身体をどのように使っている時間が長いのかを知るためです。
たとえば同じ肩甲骨の内側の重だるさでも、
パソコンを一日中使う方。
立って接客する方。
車を長時間運転する方。
荷物を持つことが多い方。
細かな手作業をする方。
では、身体の使い方が違います。
デスクワークでも、
ノートパソコンなのか。
外付けモニターを使用しているのか。
マウスを長時間使うのか。
在宅勤務なのか。
会社のデスクなのか。
など、環境はさまざまです。
「肩甲骨の内側がつらい」という症状だけを見るのではなく、その身体で毎日どのような生活を送っているのかまで考えることが大切です。
実際に身体を動かしながら確認します
カウンセリングの内容を踏まえ、必要に応じて身体の動きも確認していきます。
首を左右へ向く。
腕を上げる。
肩を動かす。
身体をひねる。
肩甲骨周辺の状態を確認する。
こうした動作を行うことで、
「右と左で違いがある」
「首を動かすと肩甲骨周辺まで気になる」
「腕を上げると片側だけ動かしにくい」
など、自分では気づいていなかったことが見つかる場合があります。
普段は仕事や家事をしながら身体を使っているため、一つひとつの動きを意識することはほとんどありません。
身体を改めて確認することで、
自分がどのように動いているのかを知ること
も身体のケアを考える第一歩になります。
トリガーポイントという考え方
ハリココでは、肩こりや肩甲骨周辺の重だるさなどに対して、筋肉の状態を確認する際にトリガーポイントという考え方を取り入れています。
トリガーポイントとは、筋肉などに生じる過敏なポイントを指し、痛みや重だるさと関係することがあります。
ここで知っていただきたいのは、
つらさを感じている場所と、身体の負担が集中している場所が必ずしも一致するとは限らない
ということです。
「肩甲骨のこの場所がつらいから、そこだけを強く押してほしい」
と思っていても、身体を確認すると首や肩、腕周辺なども含めて見た方がよい場合があります。
そのためハリココでは、症状を感じる一点だけにとらわれず、カウンセリングや身体の動きを確認したうえで施術する場所を考えていきます。
トリガーポイントケア整体で身体の状態に合わせて施術
身体の状態を確認したうえで、ハリココではトリガーポイントへの考え方を取り入れた整体を行います。
「肩甲骨が硬いから、とにかく強く押す」
という施術ではありません。
強い刺激が苦手な方もいます。
整体が初めてで不安な方もいます。
身体の状態も一人ひとり異なります。
そのため、刺激の強さなども確認しながら施術を進めます。
「強く押された方が効きそう」
と思う方もいるかもしれませんが、施術は痛ければ痛いほど良いわけではありません。
気になることがあれば、遠慮なく担当スタッフへお伝えください。
鍼灸という選択肢もあります
身体の状態やお悩みに合わせて、鍼灸をご提案する場合もあります。
肩こり。
首こり。
肩甲骨周辺の重だるさ。
こうしたお悩みで鍼灸を検討される方もいます。
ただ、
「鍼を受けたことがない」
「痛そうで怖い」
という方もいるでしょう。
初めての場合は、不安に感じていることを施術前にお伝えください。
整体と同じく、鍼灸についても一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。
また、必ず鍼灸を受けなければならないというわけではありません。
現在のお身体について確認しながら、施術内容をご提案します。
国家資格を持つスタッフが対応します
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、国家資格を持つスタッフが施術を担当します。
肩こりや肩甲骨周辺の重だるさは身近なお悩みだからこそ、
「凝っているだけ」
「姿勢が悪いだけ」
と自己判断してしまうことがあります。
しかし、先ほどお伝えしたように、肩甲骨周辺の痛みがすべて一般的な肩こりや筋肉の負担によるものとは限りません。
身体の状態によっては、医療機関での確認を優先していただくことも重要です。
普段とは明らかに違う強い症状がある場合は、無理をしないようにしてください。
施術を受けるだけでなく日常生活も一緒に見直す
肩甲骨周辺のつらさがある方にとって、施術を受ける時間は一日の中の一部分です。
それ以外の多くの時間は、
仕事。
家事。
通勤。
スマートフォン。
運転。
睡眠。
など、普段の生活を送っています。
そのため施術だけでなく、日常生活の中で身体への負担を見直していくことも大切です。
たとえばデスクワークの方であれば、
マウスの位置を近づける。
画面の位置を確認する。
定期的に立ち上がる。
休憩中に身体を動かす。
肩へ余計な力が入っていないか確認する。
スマートフォンを連続して見る時間を減らす。
など、生活の中でできる工夫があります。
すべてを一度に変える必要はありません。
むしろ、
「毎日これだけはやってみよう」
と思える小さなことから始める方が続けやすいでしょう。
肩甲骨周辺のケアを習慣にする
肩甲骨周辺がつらくなったときだけ身体を動かすのではなく、普段から少し身体を動かす習慣を作ることもおすすめです。
たとえば、
仕事を始める前に肩を回す。
昼休みに少し歩く。
午後の仕事を始める前に腕を上げる。
帰宅後に身体を軽く動かす。
スマートフォンを長時間見たら一度立つ。
こうした短い動きを生活の中へ組み込んでみましょう。
「毎日30分ストレッチしよう」
と大きな目標を立てても、忙しい日は続けられないかもしれません。
それよりも、
1日の中で身体を動かす回数を増やす。
という考え方の方が取り入れやすい場合があります。
「肩甲骨を押してもすぐ戻る」という方へ
肩甲骨の内側がつらくなるたびに、
家族に押してもらう。
マッサージ器を使う。
ボールで押す。
肩を回す。
こうしたセルフケアを繰り返している方もいるでしょう。
それで身体が楽になり、問題なく過ごせているのであればセルフケアを続けることも選択肢です。
しかし、
毎日同じ場所が重い。
仕事をすると必ずつらくなる。
何か月も状態が変わらない。
肩だけでなく首まで気になるようになった。
という場合は、一度身体全体を確認してみてもよいでしょう。
大切なのは、
「もっと強く押せばいい」と刺激を強くし続けないこと。
繰り返しているのであれば、身体の使い方や生活環境なども含めて考えてみましょう。
須磨駅周辺で肩こり・肩甲骨のお悩みがある方へ
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院は、JR須磨駅・山陽須磨駅から徒歩約3分です。
須磨駅を通勤で利用されている方。
須磨周辺にお住まいの方。
デスクワークで肩や背中が重い方。
仕事帰りに身体のケアをしたい方。
などにもご相談いただいています。
肩甲骨の内側の重だるさだけでなく、
肩こり。
首こり。
腰痛。
膝のお悩み。
など、身体について気になることがあればご相談ください。
「まだ我慢できるから」
と何か月もそのままにするのではなく、現在の身体について知ることから始めてみましょう。
まとめ|肩甲骨の内側がつらいときは「そこだけ」を見ない
今回は、肩甲骨の内側が痛い、重だるいと感じている方へ向けて、その背景や日常生活で確認したいポイントについてご紹介しました。
肩甲骨周辺がつらいと、
「肩甲骨が硬い」
「姿勢が悪い」
「肩甲骨をもっと寄せないと」
と考えてしまうかもしれません。
しかし身体への負担を考えるときには、それだけでは十分ではありません。
デスクワーク。
マウス操作。
スマートフォン。
家事。
バッグの持ち方。
運転。
首の動き。
腕の使い方。
仕事中に同じ姿勢を続けている時間。
さまざまな要素があります。
まずは、
「いつ肩甲骨周辺がつらくなるのか」
を確認してみてください。
朝なのか。
仕事中なのか。
夕方なのか。
運転後なのか。
スマートフォンを見た後なのか。
そして、
「その直前まで何をしていたのか」
も振り返ってみましょう。
肩甲骨の内側を強く押すことだけが身体のケアではありません。
首や腕を含めて身体を動かす。
仕事中に立ち上がる。
デスク環境を調整する。
スマートフォンを見る時間を見直す。
肩へ入っている余計な力を抜く。
こうした日常生活の工夫も大切です。
それでも肩甲骨周辺の重だるさを繰り返している場合は、一度身体の状態を確認することも選択肢です。
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院では、カウンセリングや身体の動きを確認し、肩甲骨周辺だけに限定せず、一人ひとりの状態に合わせて整体や鍼灸による施術をご提案しています。
神戸市須磨区・須磨駅周辺で、
「肩甲骨の内側がずっと重い」
「デスクワークをすると肩から背中までガチガチになる」
「肩を揉んでも繰り返している」
という方は、お気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談はこちら
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院
JR須磨駅・山陽須磨駅から徒歩約3分。
肩こり・首こり・肩甲骨周辺の重だるさ・腰痛など、身体のお悩みについてご相談いただけます。
LINEからのご予約・ご相談はこちら






