長時間座ったあと、立ち上がると腰が痛いのはなぜ?

ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院の松本です。

朝。

会社へ到着。

椅子へ座る。

パソコンを開く。

仕事開始。

最初は腰も特に気にならない。

1時間。

2時間。

仕事へ集中。

そして、

「ちょっと飲み物を取ろう」

と椅子から立ち上がった瞬間。

「あ、腰が痛い……」

すぐに身体をまっすぐにできない。

少し前かがみのまま数歩歩く。

すると徐々に腰が伸びてくる。

「座っているときより、立つ瞬間が一番つらい」

そんな経験はありませんか?


座っている間は平気なのに「立つ瞬間」がつらい

腰痛というと、

ずっと腰が痛い。

重い物を持つと痛い。

朝起きたときに痛い。

というイメージがあるかもしれません。

しかし腰痛の感じ方は人によって異なります。

例えば、

座って30分なら大丈夫。

1時間を超えると腰が重い。

立ち上がる瞬間に痛い。

数歩歩くと少し楽。

という方もいます。

この場合、

「立ち上がったときに痛い」

だけではなく、

その前にどのくらい座っていたのか

を見ることが重要です。


「立ち上がり方が悪い」だけではないかもしれません

椅子から立つと腰が痛い。

すると、

「立ち方が悪いのかな?」

「腰に力を入れて立ったほうがいい?」

と考える方もいます。

もちろん立ち上がる動作を確認することも大切です。

しかし、

2時間座ったあとだけ痛い。

10分座ったあとは大丈夫。

という場合には、

立ち上がり動作だけではなく、

立つまでの2時間

にも目を向ける必要があります。


腰痛が出る「条件」を探してみましょう

例えば、

朝の通勤電車30分。

立ち上がっても平気。

午前中デスクワーク2時間。

立つと腰が痛い。

昼休憩後30分。

立っても大丈夫。

午後3時間パソコン。

立つとかなり痛い。

この場合、

長時間座ったあとほど症状が出やすい

という傾向が見えてきます。


「何分座ると腰がつらくなるか」を測る

腰痛がある。

ない。

だけではなく、

何分座ると重くなる?

何分座ると立ち上がりがつらい?

という視点で確認します。

例えば、

30分 問題なし

60分 少し重い

90分 立つと痛い

120分 腰が伸びにくい

という形です。

この情報が分かると、セルフケアのタイミングも決めやすくなります。


原因① 長時間同じ姿勢で座っている

デスクワークによる腰痛で、まず確認したいのが連続した座位時間です。

朝9時。

仕事開始。

10時。

まだ座っている。

11時。

会議もオンライン。

12時。

ようやく昼休憩。

この場合、午前中だけでも長時間座っています。


「座ること=悪い」ではありません

腰痛について調べていると、

「座るのは身体に悪い」

という極端な情報を見ることがあります。

しかし仕事上、座る必要がある方は多くいます。

大切なのは、

座ることそのものを避けるのではなく、長時間同じ状態を続けすぎないこと

です。


原因② 「正しい座り方」を維持しようとしすぎる

腰痛がある方ほど、

骨盤を立てる。

背筋を伸ばす。

腹筋へ力を入れる。

胸を張る。

という座り方を意識していることがあります。

そして、

「姿勢を崩したら腰痛が悪化する」

と思い、一日中その姿勢を維持しようとします。


良い姿勢でも固定すれば疲れることがあります

どれだけ見た目が整った姿勢でも、

30分。

60分。

90分。

120分。

と同じ状態を維持すれば、身体が疲れることがあります。

そのため腰痛対策では、

完璧な座り方を探す

だけでなく、

座り方を適度に変える

ことも大切です。


「姿勢を崩してはいけない」と考えすぎない

深く座る。

少し座り直す。

立つ。

歩く。

また座る。

このように身体の位置を変えます。

「ずっと正しい姿勢」

よりも、

同じ姿勢を長時間固定しない

という考え方を取り入れてみましょう。


原因③ 椅子から一度も立たない

仕事へ集中すると、

「気付いたら2時間経っていた」

という方もいます。

水筒は机。

オンライン会議。

資料はデータ。

チャットで連絡。

現代の仕事環境では、

席を立たなくても仕事が完結する

ことが増えています。


便利になった結果、歩く理由が減っている

以前なら、

書類を届ける。

会議室へ移動する。

コピー。

同僚へ直接確認。

という行動がありました。

現在は、

メール。

チャット。

オンライン会議。

クラウド。

によって移動せず仕事ができます。

仕事効率は高くても、身体活動は減りやすくなります。


原因④ 昼休憩も座っている

午前中3時間。

デスクワーク。

昼休憩。

デスクで昼食。

スマートフォン。

午後。

またデスクワーク。

この場合、

仕事は休憩していても身体は長時間座った状態です。


昼休憩は腰を動かすチャンス

昼食後に、

5分歩く。

飲み物を買いに行く。

外へ出る。

建物内を歩く。

という程度でも構いません。

「腰痛だから腰のストレッチをしなければ」

と考える必要はありません。

まずは、

座っている状態から離れる

ことを目的にします。


原因⑤ 椅子と机が身体に合っていない

仕事中の腰痛では、

身体だけではなく仕事環境も確認します。

例えば、

椅子が高すぎる。

低すぎる。

机との高さが合わない。

モニターが遠い。

ノートパソコンを覗き込む。

という環境です。


足が床から浮いていませんか?

椅子が高く、

足が床へ十分つかない。

すると座っているときに落ち着かない方もいます。

高さを調整できる椅子なら、一度確認してみましょう。

必要に応じて足元へ台を置く方法もあります。


「高級な椅子を買えば腰痛がなくなる」とは限りません

腰痛があると、

「良いオフィスチェアを買おう」

と考える方もいるでしょう。

もちろん身体に合った環境を整えることは重要です。

しかし、どれだけ良い椅子でも、

3時間ほとんど動かず座り続ける

のであれば、座位時間という問題は残ります。

道具だけでなく、身体を動かす頻度も確認しましょう。


原因⑥ 在宅勤務の環境

会社では、

デスク。

オフィスチェア。

モニター。

しかし在宅勤務では、

ダイニングテーブル。

ダイニングチェア。

ノートパソコン。

という方もいます。


在宅勤務の日だけ腰がつらくないですか?

会社では腰痛3/10。

在宅勤務7/10。

という場合には、環境の違いがヒントになります。

椅子。

机。

パソコン。

休憩。

歩行量。

通勤の有無。

などを比較してみましょう。


通勤がなくなって身体活動も減る場合があります

在宅勤務では、

駅まで歩く。

電車で移動する。

会社内を歩く。

という活動がなくなります。

起床。

朝食。

仕事。

昼食。

仕事。

というように、自宅の中だけで一日が完結する場合があります。

腰痛を考えるときには、

仕事中の姿勢だけでなく一日の活動量

も確認してみましょう。


原因⑦ 立ち上がる回数が少ない

例えば8時間勤務。

一日に立った回数は、

昼食。

トイレ2回。

退勤。

合計4回。

という方もいるかもしれません。

この場合、一回一回の座っている時間が長くなります。


「腰が痛くなったら立つ」では遅い場合も

腰が重い。

まだ仕事。

さらに重い。

限界。

立つ。

この流れでは、症状が休憩の合図になっています。

毎回90分程度で腰が重くなると分かっているなら、

60分程度で一度立つ

という方法があります。


痛みが出る前に身体を動かす

今回も重要なのは、

腰痛8/10になってから動くのではなく、

まだ1〜2/10の段階で身体を動かすことです。

例えば、

10時。

一度立つ。

昼休憩。

歩く。

15時。

一度立つ。

会議終了。

立つ。

というように仕事の区切りを利用します。


原因⑧ 立ち上がる瞬間だけ勢いをつけている

長時間座ったあと、

「よいしょ!」

と勢いよく立つ。

腰が痛い。

という方もいます。

長く座ったあとは、急いで立ち上がらず、まず座り直してからゆっくり立ってみましょう。


腰が伸びないからと無理に反らさない

立った直後、

腰が伸びにくい。

そこで、

手を腰へ。

グッと後ろへ反る。

という方がいます。

しかし痛みを我慢して無理に腰を反らす必要はありません。

一度ゆっくり立ち、

数歩歩くなど、痛みのない範囲で身体を動かしましょう。


原因⑨ 仕事終了後も座り続ける

8時間デスクワーク。

電車で座る。

帰宅。

夕食。

ソファ。

テレビ。

スマートフォン。

一日を振り返ると、

かなり長い時間座っている場合があります。


「仕事中の8時間」だけを見ない

腰痛対策では、

仕事。

通勤。

自宅。

休日。

まで含めた一日の総座位時間も確認します。

仕事上座る時間を大幅に減らせなくても、

昼休憩。

通勤。

帰宅後。

で身体を動かす時間を増やすことはできるかもしれません。


原因⑩ 休日もほとんど座って過ごしている

平日は仕事。

休日は身体を休めたい。

ソファ。

テレビ。

スマートフォン。

動画。

という方。

休息はもちろん大切です。

ただ、

「腰が痛いから一日中動かない」

という状態が続くと、身体を動かす機会そのものが少なくなります。

無理のない範囲で日常の身体活動を取り入れてみましょう。


「腰痛=運動不足」と単純に決めつけない

ここも重要です。

腰痛があるから、

「運動不足だからだ」

とすべてを説明することはできません。

腰痛にはさまざまな背景があります。

一方で、

一日中ほとんど座っている。

歩く時間が非常に少ない。

という場合には、身体活動量も確認したい要素の一つです。


座ると腰が痛い方のセルフチェック

次の項目を確認してみましょう。

□ 長時間座ったあとに腰が痛い

□ 立ち上がる瞬間がつらい

□ 立った直後に腰が伸びにくい

□ 数歩歩くと少し楽になる

□ 一日6時間以上デスクワーク

□ 1時間以上座り続けることが多い

□ 午前中ほとんど立たない

□ 昼休憩も座っている

□ オンライン会議が多い

□ 在宅勤務の日のほうが腰がつらい

□ 足が床へ十分ついていない

□ 椅子や机の高さを調整したことがない

□ 腰が痛くなってから初めて立つ

□ 帰宅後も長時間座っている

□ 休日も座って過ごす時間が長い

複数当てはまる方は、

立ち上がる瞬間だけではなく、そこまで何分座っていたのか

を確認してみましょう。


「腰が痛くならない座り方」だけを探さない

腰痛があると、

骨盤を立てる。

腰へクッション。

背筋を伸ばす。

座面の角度。

など、理想の座り方を探したくなります。

環境調整は大切です。

しかし、それだけではなく、

どのくらい連続して座っているのか

という時間の要素も忘れないようにしましょう。


まず「座れる時間」を把握する

例えば、

60分までは大丈夫。

90分になると腰が重い。

120分で立ち上がりが痛い。

なら、

60分前後で一度身体を動かす

という目安が作れます。

腰が痛くなるまで我慢する必要はありません。


明日から最初に変える3つ

今回も一度にすべて変える必要はありません。

まずは、

① 午前中に一度立つ

② 昼休憩に5分程度歩く

③ 腰が痛くなる時間より少し前に立つ

この3つから始めてみましょう。

そして、

何分座ると腰が重くなるのか。

立ち上がったときの痛みは何点か。

数歩歩いたあとはどうか。

を一週間記録してみてください。

「立つと腰が痛い」から、「立つまでに何をしていたのか」へ視点を広げることが、長時間座るとつらくなる腰痛を考える第一歩です。

長時間座ると腰が痛い方へ|仕事中にできる具体的な対策

ここまで、

長時間座る。

立ち上がる。

腰が痛い。

少し歩くと楽になる。

という流れについて見てきました。

では実際に、

「仕事だから座る時間は減らせない」

という方はどうすればよいのでしょうか。

デスクワークをやめる必要はありません。

まず考えたいのは、

座る時間をゼロにすることではなく、長時間の連続した座位を途中で区切ること

です。


対策① 「腰が痛くなる時間」より前に立つ

まず、前半で確認した、

何分座ると腰がつらくなるのか

を利用します。

例えば、

30分 問題なし。

60分 少し重い。

90分 立ち上がると痛い。

という方。

90分まで我慢する必要はありません。

50〜60分程度を目安に、一度立ってみます。


「痛くなったら立つ」から「時間になったら立つ」へ

これまで、

腰が重い。

もう少し仕事。

腰が痛い。

限界だから立つ。

だった。

これを、

仕事開始。

50〜60分。

まだ腰は楽。

一度立つ。

という流れへ変えます。

腰痛を休憩のタイマーにしない

という考え方です。


対策② 立ったら必ずストレッチしなくてもいい

「1時間ごとに立ちましょう」

と言われると、

立つ。

腰のストレッチ。

体操。

5分。

というイメージを持つかもしれません。

しかし仕事中に毎回それを行うのは難しいでしょう。

一度立つ。

飲み物を取る。

トイレへ行く。

コピー。

数歩歩く。

そして座る。

これでも構いません。


1回を長くするより「座りっぱなしを区切る」

例えば、

午前中に一回だけ15分歩く。

その代わり、それ以外は3時間座り続ける。

という方法だけでなく、

短時間でも途中で立つ機会を作ります。

仕事の流れを大きく止めず、

座りっぱなしの時間を区切る

ことから始めましょう。


対策③ 仕事の区切りを「立つ合図」にする

時計を見るたびに、

「立たないと」

と考えると面倒になってしまいます。

そこで、普段の仕事を利用します。

例えば、

オンライン会議終了。

立つ。

メールを一通り返信。

飲み物を取る。

資料作成終了。

トイレへ行く。

昼食前。

少し歩く。

という方法です。


新しい習慣を仕事へ追加しすぎない

セルフケアが続かない理由の一つは、

「やることを増やしすぎる」

ことです。

仕事。

家事。

育児。

そこへ、

腰痛体操。

ストレッチ。

ウォーキング。

筋トレ。

全部追加。

これでは負担になります。

そこで、

すでに行っている行動に身体を動かす習慣を組み合わせる

ようにします。


対策④ 座り直すことも利用する

立つことが難しい場面もあります。

会議中。

電話中。

接客中。

集中して作業している。

その場合には、可能な範囲で座る位置を少し変えてみましょう。

ずっと同じ位置で固めないことがポイントです。


「骨盤を立て続ける」ことにこだわらない

腰痛がある方から、

「骨盤を立てて座るようにしています」

と聞くことがあります。

しかし、

骨盤を立てる。

腹筋へ力。

背筋を伸ばす。

これを8時間。

では疲れる方もいます。

姿勢を整えることは大切ですが、

整った姿勢を一日中固定する必要はありません。


専門用語ミニ解説

骨盤とは?

骨盤は身体の中央付近にあり、背骨と脚の間に位置する骨格です。

座る。

立つ。

歩く。

など、日常のさまざまな動作に関係します。

腰痛について調べると、

「骨盤が前傾している」

「骨盤が後傾している」

といった言葉を見ることがあります。

ただし、

骨盤の位置だけで腰痛の原因をすべて説明することはできません。

長時間の座位、身体活動、仕事内容、睡眠なども含めて考えることが重要です。


対策⑤ 足元を確認する

仕事中、

足を置く場所が落ち着かない。

足が床へ十分つかない。

いつも片脚を組んでいる。

という方もいます。

一度椅子へ座り、

足が無理なく床へ置けるか

確認してみましょう。


足を組むことを「絶対禁止」にしなくてもいい

腰痛があると、

「脚を組んではいけない」

と思う方もいます。

しかし一瞬脚を組んだから腰痛になる、と単純に考える必要はありません。

大切なのは、

何時間も同じ座り方になっていないか

という点です。

脚を組んだ。

しばらくしたら戻す。

座り直す。

立つ。

というように身体の位置を変えます。


対策⑥ パソコン環境を確認する

腰痛でもパソコン環境は重要です。

モニターが遠い。

文字が小さい。

ノートパソコンが低い。

すると、

画面を見るために身体が前へ。

背中が丸くなる。

そのまま長時間。

という状態になる場合があります。


「姿勢を正す」前に画面を調整する

顔が画面へ近づく。

「姿勢が悪い!」

背筋を伸ばす。

でも文字が見えにくい。

また前へ。

この繰り返しです。

必要に応じて、

表示倍率。

文字サイズ。

モニター位置。

などを確認してみましょう。

身体だけを仕事環境へ合わせるのではなく、環境側を調整する

という視点も大切です。


対策⑦ 昼休憩に5分だけ歩く

腰痛対策だからといって、昼休みに腰の体操をする必要はありません。

昼食後、

コンビニ。

少し外へ。

建物内。

階段。

など、5分程度歩くことから始めます。


昼休憩を「座る時間」にしすぎない

午前中3時間座る。

昼休憩1時間座る。

午後4時間座る。

となると、一日の大半が座位です。

昼休憩の一部だけでも、

座っていない時間

にしてみましょう。


対策⑧ 立ち上がる前に一度座り直す

長時間座ったあと、

勢いよく立つと腰がつらい。

という方。

まず椅子へ座り直します。

足を床へ。

身体を起こす。

そしてゆっくり立ちます。


机へ手をついて無理に腰だけを伸ばさない

立った瞬間に腰が伸びにくい。

そこで、

「まっすぐにしないと」

と腰だけを強く反らす必要はありません。

痛みのない範囲で立ち、

少し歩きながら身体を動かしてみましょう。


対策⑨ 立ったあとに数歩歩く

椅子から立つ。

その場で腰を反らす。

また座る。

ではなく、

可能であれば少し歩きます。

飲み物。

コピー。

トイレ。

など、仕事の目的と組み合わせれば取り入れやすくなります。


自宅でできる腰痛セルフケア

仕事が終わったら、

「腰を30分伸ばさなければ」

と考える必要はありません。

長時間座っていた方は、

仕事中とは違う身体の使い方

をすることから始めましょう。


セルフケア① 帰宅後に少し歩く

デスクワーク。

電車。

帰宅。

ソファ。

という流れになっている方は、帰宅後または帰宅途中に少し歩いてみましょう。

5〜10分程度からでも構いません。


「腰痛なのに歩いて大丈夫?」と思う方へ

腰痛があると、

「動かしたら悪化するのでは」

と不安になる方もいます。

ただし、すべての腰痛で安静が必要なわけではありません。

強い症状がなく、普段の歩行で悪化しないのであれば、無理のない範囲で日常的に身体を動かすことを検討します。

一方で、

歩くほど強く痛む。

脚へ症状が広がる。

などの場合には無理をしないでください。


セルフケア② 股関節周辺も動かす

長時間座っていると、

腰だけでなく股関節も長時間曲がった状態になります。

立ったあとに、

少し歩く。

脚を動かす。

といった動作を取り入れます。

無理に大きく伸ばす必要はありません。


セルフケア③ 腰だけをグルグル回さない

腰が重いから、

腰を大きく回す。

強くひねる。

反らす。

という方もいます。

しかし腰痛があるときに、痛みを我慢して大きく動かす必要はありません。

ゆっくり身体全体を動かしましょう。


セルフケア④ 入浴後に軽く身体を動かす

入浴後に身体を動かしやすく感じる方は、痛みのない範囲で軽く身体を動かしても構いません。

ただし、

「身体が温まったから限界まで伸ばそう」

と強いストレッチをする必要はありません。


ストレッチは強いほど良いわけではありません

腰が硬い。

だから強く伸ばす。

もっと伸ばす。

痛いけれど我慢。

という方法は避けましょう。

特に、

脚へのしびれ。

鋭い痛み。

動作後の症状悪化。

などがある場合には中止してください。


腰痛対策として筋トレは必要?

腰痛について調べると、

「腹筋を鍛えましょう」

「体幹が弱いから腰痛になる」

という情報を見ることがあります。

運動や筋力トレーニングが役立つ場合はあります。

しかし、

腰痛=腹筋不足

と単純に決めつけることはできません。


まずは「運動する前の生活」を確認する

毎日8時間座る。

昼休憩も座る。

帰宅後も座る。

一日の歩数も少ない。

その状態で、

夜だけ腹筋100回。

という方法よりも、

まず日中に立つ回数や歩く時間を増やすほうが取り入れやすい方もいます。


運動は「特別な30分」だけではありません

駅まで歩く。

階段。

買い物。

家事。

昼休憩。

仕事中に立つ。

こうした活動も身体を動かす時間です。

運動習慣がない方ほど、

日常生活の中で身体を動かす回数を増やす

ことから始めてみましょう。


一週間だけ記録してみましょう

今回の腰痛では、次の3項目を記録します。

① 最長で何分連続して座ったか

② 立ち上がった瞬間の腰痛は0〜10で何点か

③ 数歩歩いたあと症状はどうなったか

例えば、

月曜日

最長座位 120分

立ち上がり 7/10

歩行後 4/10

火曜日

最長座位 60分

立ち上がり 4/10

歩行後 2/10

という形です。


腰痛が0になったかだけで判断しない

一週間対策。

まだ腰痛がある。

「意味がなかった」

ではありません。

以前、

90分座ると腰痛。

現在、

120分でも比較的楽。

以前、

立ち上がり8/10。

現在、

4/10。

という変化もあります。


「何分座れるようになったか」も変化です

今回のテーマでは、

座っていられる時間

も確認してみましょう。

ただし、

「長く座れるようになったから3時間座ろう」

という意味ではありません。

症状が出る条件を把握するための指標として使います。


休日との違いも確認する

仕事の日7/10。

休日2/10。

なら、

何が違うでしょうか。

座る時間。

椅子。

パソコン。

歩行量。

休憩。

睡眠。

通勤。

さまざまな違いがあります。

一つずつ比較すると、自分の腰痛が強くなる条件を把握しやすくなります。


「座ると腰が痛い」を仕事だから仕方ないで終わらせない

デスクワークだから腰痛は仕方ない。

8時間勤務だから座るしかない。

そう思っている方もいるかもしれません。

確かに仕事そのものを大きく変えることは難しいでしょう。

しかし、

午前中に一度立つ。

会議後に歩く。

昼休憩に5分歩く。

腰痛が出る前に立つ。

帰宅後に少し身体を動かす。

という小さな変更はできる場合があります。


明日からの一日を組み立ててみましょう

出勤

少し歩く。

午前中

腰が痛くなる前に一度立つ。

昼休憩

5分程度歩く。

午後

会議終了など仕事の区切りで立つ。

立ち上がり

急がずゆっくり。

退勤

腰痛の強さを記録。

帰宅後

長時間座り続けず、少し身体を動かす。

この流れをまず一週間試してみましょう。

腰痛対策を、

「腰が痛くなったあとのストレッチ」だけで終わらせず、「腰が痛くなるまでの時間の使い方」まで広げること

がポイントです。

それでも、長時間座ったあとの腰痛や立ち上がり時の痛みを繰り返す場合には、身体の状態そのものを確認することも必要になります。

セルフケアをしても立ち上がりの腰痛を繰り返す方へ

ここまで、

長時間座り続けない。

腰が痛くなる前に立つ。

昼休憩に少し歩く。

仕事の区切りで身体を動かす。

椅子やパソコン環境を確認する。

帰宅後も座り続けない。

といった対策をご紹介しました。

こうした工夫をしても、

長時間座ると毎回腰が痛い。

立ち上がる瞬間がつらい。

立った直後に腰が伸びにくい。

仕事へ集中できないほど腰が重い。

何年も腰痛を繰り返している。

という場合には、一度現在の身体の状態を確認することも選択肢です。


板宿駅前院では「腰が痛い場所」だけを見ません

ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院では、腰痛について詳しくお話を伺います。

例えば、

いつから腰痛があるのか。

何分程度座るとつらくなるのか。

座っている間と立ち上がりではどちらがつらいのか。

数歩歩くと症状は変わるのか。

脚に痛みやしびれはないか。

仕事で一日何時間座っているのか。

仕事の日と休日で違いがあるのか。

などです。

同じ「腰痛」でも、症状が出る条件は一人ひとり異なります。


腰だけでなく身体の動きも確認します

必要に応じて、

腰。

背中。

股関節周辺。

脚。

などの状態や動きを確認します。

立つ。

歩く。

身体を動かす。

といった動作も確認しながら、どのような場面で症状が出ているのかを整理していきます。


トリガーポイントケア整体

ハリココ鍼灸治療院/整体院では、お身体の状態に合わせてトリガーポイントケア整体を行っています。

腰が痛いからといって、

腰だけを強く揉む。

無理に腰を反らす。

強くひねる。

ことを目的とするものではありません。

カウンセリングや検査を行い、身体の状態を確認したうえで必要な部分へ施術を行います。


必要に応じて鍼灸施術もご提案します

お身体の状態によっては、鍼灸施術をご提案する場合があります。

「鍼灸を受けるのは初めて」

「鍼が怖い」

という方もいらっしゃいます。

施術内容は事前にご説明し、ご希望も確認しながら進めますので、不安なことがあればご相談ください。


このような症状がある場合は医療機関へ

腰痛の中には、セルフケアだけで様子を見続けないほうがよい場合があります。

例えば、

転倒や事故のあとから強く痛む。

脚へ強い痛みやしびれがある。

脚へ力が入りにくい。

歩きにくさが急に出た。

排尿や排便に異常がある。

発熱など全身症状を伴っている。

安静にしていても強い痛みが続く。

症状が急激に悪化している。

といった場合には、医療機関へ相談してください。

特に、

「いつもの腰痛と明らかに違う」

という変化がある場合には、自己判断で強いストレッチやマッサージを続けないようにしましょう。


よくある質問

Q.腰痛があるなら座らないほうがいいですか?

仕事や生活で座ることは必要です。

座ること自体を避けるのではなく、長時間同じ姿勢を続けすぎないようにすることが大切です。


Q.何分ごとに立てばいいですか?

すべての方に共通する時間があるわけではありません。

まず、

自分が何分座ると腰が重くなるのか

を確認してみましょう。

90分でつらくなるなら、その前に一度立つなど、自分の症状に合わせて調整します。


Q.立ち上がったら腰を反らしたほうがいいですか?

腰が伸びにくいからといって、痛みを我慢して強く反らす必要はありません。

ゆっくり立ち、可能であれば少し歩くなど、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。


Q.腰痛には腹筋を鍛えたほうがいいですか?

運動が役立つ場合はありますが、

腰痛=腹筋が弱い

と単純に決めることはできません。

長時間の座位や身体活動、仕事環境なども含めて確認することが大切です。


まとめ|「立つと痛い」なら立つまでの時間を見直す

長時間座る。

立ち上がる。

腰が痛い。

腰が伸びにくい。

少し歩くと楽。

このパターンを繰り返している方は、

立ち上がる瞬間だけでなく、そこまで何分座っていたのか

を確認してみましょう。

まず一週間、

① 午前中に一度立つ

② 昼休憩に5分程度歩く

③ 腰がつらくなる時間より前に立つ

この3つから始めます。

そして、

連続して座った時間。

立ち上がった瞬間の腰痛。

歩いたあとの変化。

を記録してみましょう。

腰が痛くなってから何とかするのではなく、腰が痛くなるまでの時間を変えていく。

これがデスクワークによる腰痛を見直すうえで大切なポイントです。


神戸市須磨区・板宿で腰痛にお悩みの方へ

ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院では、腰のつらい部分だけでなく、身体の動きや仕事中の過ごし方なども確認しながら、お身体に合わせた施術をご提案しています。

「長時間座ると腰が痛い」

「椅子から立つ瞬間がつらい」

「立った直後に腰が伸びにくい」

「デスクワークで腰痛を繰り返している」

という方は、お気軽にご相談ください。

ハリココ鍼灸治療院/整体院 板宿駅前院

山陽電鉄・神戸市営地下鉄「板宿駅」から徒歩約3分。

お仕事帰りにも通院していただきやすく、土日祝も開院しています。

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