朝は平気なのに夕方になると肩がパンパンになるのはなぜ?
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院の松本です。
朝。
起きる。
肩は特に気にならない。
通勤。
仕事開始。
午前中もそれほど問題なし。
ところが昼を過ぎた頃から、
「少し肩が重いな」
と感じ始める。
15時。
肩を回したくなる。
17時。
首から肩までガチガチ。
18時。
仕事が終わる頃には、
「肩に何か乗っているみたいに重い……」
そんな状態になっていませんか?
そして帰宅。
入浴。
肩を揉む。
少し楽になる。
寝る。
翌朝。
また比較的楽。
しかし仕事をすると、夕方には再び肩が重くなる。
この繰り返しです。
朝が楽なら「一日の途中」にヒントがあるかもしれません
夕方に肩こりが強い方で、まず注目したいのが、
朝と夕方で症状が違う
という点です。
例えば、
朝7時 0/10
仕事開始9時 1/10
12時 2/10
15時 4/10
18時 7/10
という変化。
肩こりが一日中同じ強さではありません。
時間とともに徐々に強くなっています。
この場合、
「18時に肩がつらい」
という情報だけでなく、
9時から18時までに何をしていたのか
を確認することが大切です。
「肩が凝ったから揉む」だけでは夕方までの時間は変わりません
仕事終了。
肩がつらい。
自分で揉む。
マッサージ器。
入浴。
ストレッチ。
こうしたセルフケアをしている方も多いでしょう。
その場で楽に感じるのであれば、一つの方法です。
しかし翌日、
9時からパソコン。
10時。
11時。
12時。
午後もパソコン。
そして17時に肩こり。
となっている場合には、
夕方のケアだけでなく日中の過ごし方
にも目を向ける必要があります。
肩こり対策は「18時」ではなく「9時」から始まっています
肩こり7/10になった18時。
そこで初めて肩を動かす。
これまでこの方法だった方は、
肩がまだ0〜1/10の午前中から少し身体を動かしてみましょう。
つまり、
痛くなってから対処する
のではなく、
つらくなる前から負担を溜めにくくする
という考え方です。
夕方の肩こりで確認したい原因① 長時間のデスクワーク
夕方の肩こりと非常に相性が悪くなりやすい生活習慣の一つが、長時間のデスクワークです。
パソコン。
キーボード。
マウス。
書類。
オンライン会議。
こうした仕事では、身体を激しく動かしているわけではありません。
それなのに、
「何でこんなに肩が疲れるんだろう?」
と感じる方もいるでしょう。
「動かしていない」ことが負担になる場合があります
デスクワークでは、
頭。
肩。
腕。
背中。
などが長時間似た位置にあります。
例えば、
朝9時に座る。
10時。
11時。
ほぼ同じ場所。
昼休憩。
13時から再び座る。
14時。
15時。
16時。
17時。
という一日。
重いものを持っていなくても、
身体の位置が長時間変わらない
という特徴があります。
「良い姿勢なら何時間座っても大丈夫」ではありません
肩こりがあると、
「姿勢が悪いからだ」
と思い、
背筋を伸ばす。
胸を張る。
肩甲骨を寄せる。
顎を引く。
という姿勢を作る方がいます。
もちろん座る環境を整えることは重要です。
しかし、
どれだけ整った姿勢でも、
何時間も同じ状態を維持すれば疲れる場合があります。
良い姿勢を探すより「姿勢を変える」
例えば、
深く座る。
少し座り直す。
立つ。
歩く。
腕を動かす。
また座る。
このように一日の中で姿勢を変えていきます。
肩こり対策では、
完璧な一つの姿勢を維持することより、同じ姿勢を固定しすぎないこと
も大切です。
原因② マウス操作で片側の肩がつらくなる
「右肩だけ特に凝ります」
という方。
仕事中、右手で何をしているでしょうか?
多くの方は、
マウス
を使用しています。
右腕を少し前へ。
マウスを握る。
クリック。
スクロール。
この状態を何時間も続けます。
マウスが身体から離れすぎていませんか?
マウスを使うために、
腕を前へ伸ばす。
肘が身体から離れる。
肩も前へ。
という姿勢になっている場合があります。
まずは、
無理なく手が届く位置にマウスがあるか
確認してみましょう。
肩を上げたまま操作していないか
仕事へ集中すると、
知らないうちに右肩が上がっている。
マウスを強く握っている。
という方もいます。
特に、
締切。
細かい作業。
忙しい時間。
では身体へ力が入りやすくなります。
原因③ 午後になると顔が画面へ近づく
朝は姿勢を意識していた。
しかし午後。
疲れてくる。
身体が前へ。
顔も画面へ。
夕方には、
かなり画面へ近づいている。
ということがあります。
「午後の姿勢」を一度写真に撮ってみる
可能な環境であれば、横から仕事姿勢を確認してみるのも一つです。
自分では、
「普通に座っている」
と思っていても、
頭が前へ。
肩が上がる。
身体が片側へ傾く。
という癖に気付く場合があります。
ただし、
「この姿勢はダメ」
と細かく採点する必要はありません。
重要なのは、
長時間その状態になっていないか
です。
原因④ 眼精疲労と肩こりが一緒に強くなる
夕方になると、
肩が重い。
目も疲れる。
目の奥も重い。
という方もいます。
一日中パソコンを見ている方では、身体だけでなく目も長時間作業しています。
小さな文字を見るために顔を近づけていませんか?
モニターの文字が小さい。
資料の数字が細かい。
画面へ集中。
少しずつ顔が前へ。
このような状態になっていることがあります。
必要に応じて、
文字サイズ。
表示倍率。
モニター位置。
なども確認しましょう。
休憩中にスマートフォンを見ている
仕事でパソコン。
疲れた。
5分休憩。
スマートフォン。
SNS。
ニュース。
そして仕事再開。
この場合、
仕事は休んでいます。
しかし、
目と首・肩周辺は似た作業を続けている
可能性があります。
「画面から離れる休憩」も作る
休憩のすべてをスマートフォン禁止にする必要はありません。
例えば5分休憩なら、
最初の2分は立って歩く。
遠くを見る。
そのあとスマートフォン。
という方法でも構いません。
原因⑤ 昼休憩も座ったまま
午前中。
3時間デスクワーク。
昼休憩。
デスクで昼食。
そのままスマートフォン。
午後。
またパソコン。
これでは仕事自体は休んでいても、
身体は午前から午後まで長時間座った状態になります。
昼休憩は午前と午後を分けるチャンス
昼休憩に、
5分歩く。
飲み物を買いに行く。
少し外へ出る。
階段を使う。
というように身体を動かします。
運動というほど大げさに考える必要はありません。
目的は、
午前中の姿勢を一度リセットすること
です。
原因⑥ 午後のオンライン会議
デスクワークの中でも、
「オンライン会議のあとに肩がつらい」
という方がいます。
オンライン会議では、
画面を見る。
顔をある程度固定する。
相手の話へ集中する。
カメラを意識する。
という状態になりやすくなります。
会議と会議の間に身体を動かす
14時から会議。
15時から会議。
16時から資料作成。
となると、午後にほとんど身体を動かさない可能性があります。
会議終了。
立つ。
飲み物を取る。
数歩歩く。
そして次の仕事。
という小さな切り替えを入れてみましょう。
原因⑦ 「忙しい日ほど肩こりがひどい」
同じパソコン作業でも、
暇な日4/10。
忙しい日8/10。
という方がいます。
忙しくなると、
休憩を取らない。
トイレを我慢する。
昼食を早く済ませる。
肩へ力が入る。
画面へ集中する。
など複数の変化が起こります。
肩こりと「仕事内容」を一緒に記録する
一週間だけでも、
月曜日 通常業務 4/10
火曜日 会議多数 7/10
水曜日 外回り 3/10
木曜日 締切前 8/10
金曜日 通常業務 5/10
というように記録してみましょう。
すると、
「デスクワークだから」
だけではなく、
どんな仕事の日に肩こりが強いのか
が見えてきます。
原因⑧ 帰宅後も身体を休ませているつもりで座り続ける
18時。
肩がパンパン。
帰宅。
「今日は疲れたから休もう」
ソファへ座る。
スマートフォン。
テレビ。
2時間。
身体は休んでいるように感じます。
しかし、
仕事中から続けて考えると、
さらに座っている時間が増えている
ことになります。
「休む=座る」だけではありません
身体を休める方法として、
入浴。
横になる。
軽く歩く。
身体をゆっくり動かす。
などもあります。
疲れている日に激しい運動をする必要はありません。
仕事中とは違う身体の使い方を取り入れてみましょう。
原因⑨ 肩がパンパンになるまで我慢する
朝1/10。
昼2/10。
15時4/10。
17時6/10。
18時8/10。
それでも、
「仕事だから仕方ない」
と18時まで我慢。
帰宅してから肩を揉む。
このパターンを毎日繰り返している方もいます。
15時に肩が重くなるなら14時30分に動く
今回の記事で特に覚えていただきたいポイントです。
毎日肩こりが始まる時間がある程度決まっているなら、
症状が出る少し前に身体を動かします。
15時から重い。
なら14時30分。
17時から重い。
なら16時30分。
肩こりが強くなってからではなく、その前です。
肩こりを「時間」で管理してみる
痛みがあるか。
ないか。
だけではなく、
何時から肩こりが始まったか
を記録します。
これは自分の肩こりを理解するための非常に分かりやすい指標になります。
夕方の肩こりセルフチェック
次の項目で当てはまるものを確認してみましょう。
□ 朝は比較的肩が楽
□ 午後から肩が重くなる
□ 夕方が一番つらい
□ パソコンを一日6時間以上使う
□ 一度座ると1時間以上立たない
□ 右肩だけ特につらい
□ マウスを長時間使う
□ 夕方になると目も疲れる
□ 昼休憩もデスクにいる
□ 休憩中はスマートフォンを見る
□ 午後にオンライン会議が多い
□ 忙しい日に肩こりが強い
□ 肩がつらくなるまで休憩しない
□ 帰宅後も長時間座る
□ 休日は仕事の日より肩が楽
複数当てはまる場合には、
夕方の肩だけではなく、朝から夕方までの過ごし方
を確認してみましょう。
「肩こりがあるから姿勢が悪い」と決めつけない
肩こりがある。
猫背だから。
巻き肩だから。
姿勢が悪いから。
このように一つの理由だけで考えないことも重要です。
同じ方でも、
仕事の日は肩こり7/10。
休日は2/10。
という場合があります。
身体の形が一日で大きく変わったわけではありません。
違うのは、
パソコン時間。
座位時間。
歩行。
休憩。
仕事内容。
などかもしれません。
「夕方だけ」を治そうとしない
夕方に肩がパンパン。
そこで、
揉む。
ストレッチ。
入浴。
もちろんこれらもセルフケアです。
しかし、
朝。
午前。
昼。
午後。
という一日の前半から身体の使い方を変えることで、夕方の状態も変化する可能性があります。
明日からまず3つ始める
今回も最初からすべて行う必要はありません。
まず、
① 午前中に一度立つ
② 昼休憩に5分程度歩く
③ いつもの肩こりが出る30分前に身体を動かす
この3つから始めてみましょう。
そして一週間、
「何時から肩が重くなったか」
を記録してください。
夕方の肩こりを改善したいからこそ、夕方になる前の時間をどう使うかが重要です。
夕方の肩こりを軽くするために|朝から始める具体的な対策
夕方になると肩がパンパン。
この場合、
「夕方にどんなストレッチをすればいい?」
と考える方が多いでしょう。
しかし今回の記事では、少し違う考え方をします。
夕方18時に肩こりが7/10になっているなら、
18時だけを変えるのではありません。
朝。
午前中。
昼休憩。
午後。
仕事終了後。
それぞれに小さな対策を入れます。
目標は、
「肩こりを一日溜めて、夜にまとめて何とかする」という流れを変えること
です。
朝|肩が楽な時間こそ身体を動かす
朝は肩こり0/10。
すると、
「今は痛くないから何もしなくていい」
と思います。
しかし毎日夕方になると肩が重くなることが分かっているなら、朝の過ごし方から少し変えてみましょう。
朝から長時間スマートフォンを見ていませんか?
起床。
ベッドでスマートフォン。
朝食。
スマートフォン。
電車。
スマートフォン。
会社。
パソコン。
この場合、仕事が始まる前から画面を見る時間が続いています。
朝のスマートフォンを完全にやめる必要はありません。
ただ、
起床から仕事開始まで、ほとんど画面を見続けていないか
を確認してみましょう。
通勤中に少し歩くことも身体活動です
駅まで歩く。
階段を使う。
一駅分歩く。
必ず特別な運動をする必要はありません。
通勤も身体を動かす時間として利用できます。
デスクワーク中心の方ほど、仕事開始前に歩く時間を確保できると、一日の身体活動を増やしやすくなります。
午前中|肩が痛くなる前に一度立つ
9時。
仕事開始。
10時。
問題なし。
11時。
問題なし。
12時。
少し肩が重い。
この場合、
「痛くないから午前中は休憩しなくていい」
ではありません。
例えば10時30分頃に一度立ちます。
立つ時間は1〜2分でも構いません
仕事中に10分休憩を何度も取るのは難しいでしょう。
しかし、
椅子から立つ。
飲み物を取る。
トイレへ行く。
書類を運ぶ。
少し歩く。
という短時間の行動なら取り入れられる方もいます。
重要なのは、
午前中ずっと同じ姿勢を続けないこと
です。
「肩を回すだけ」より一度立ってみる
デスクに座ったまま、
肩を3回回す。
またパソコン。
という対策もできます。
ただ、一日中座っている方なら、
一度椅子から立つ。
数歩歩く。
腕を動かす。
そして戻る。
というように、身体全体の状態を変えてみましょう。
昼休憩|午前と午後を一度分断する
昼休憩は夕方の肩こり対策で重要な時間です。
午前中3時間座る。
昼休憩も座る。
午後5時間座る。
では、身体から見ると非常に長い座位時間になります。
そこで昼休憩を、
午前中の身体の使い方を一度切り替える時間
として利用します。
昼食後に5分歩く
長時間のウォーキングは必要ありません。
昼食。
そのあと5分。
外へ出る。
建物内を歩く。
コンビニへ行く。
階段を使う。
などでも構いません。
「肩こりなのに歩くの?」
と思うかもしれません。
しかし歩行では、脚だけではなく腕や背中など身体全体を使います。
午後|肩こりが出る30分前が重要
例えば毎日、
15時30分から肩が重い。
この場合、
15時30分まで待ちません。
15時頃に身体を動かします。
まだ肩こりは1〜2/10かもしれません。
このタイミングで、
立つ。
歩く。
腕を動かす。
画面から目を離す。
という行動を入れます。
痛みをタイマーにしない
これまで、
肩が痛い。
↓
休憩。
だった方は、
時間を見る。
↓
身体を動かす。
へ変えます。
スマートフォンやパソコンのリマインダーを利用しても構いません。
仕事へ集中すると休憩を忘れてしまう方には有効です。
午後|マウスを使う肩を一度リセット
右手でマウスを長時間使っている方は、
休憩時に一度腕を身体の横へ下ろします。
手を軽く開く。
肩の力を抜く。
腕を軽く動かす。
そして再び作業します。
マウスを強く握っていないか確認する
肩こり対策なのに、
「マウス?」
と思うかもしれません。
しかし仕事中に何時間も触れている道具です。
力を入れて握る。
腕を遠くへ伸ばす。
肩を上げる。
という使い方になっていないか確認しましょう。
午後|オンライン会議のあとに必ず立つ
オンライン会議が多い方は、
会議終了=立つ合図
にする方法があります。
例えば、
14時から14時30分。
会議終了。
1分立つ。
15時から会議。
終了。
飲み物を取る。
という形です。
新しく休憩時間を作るのではなく、
すでにある仕事の区切りを利用する
ため続けやすくなります。
夕方|肩こりが出ても強く揉みすぎない
夕方になると、
「もう肩がパンパン」
と感じることがあります。
すると、
肩を強く押す。
机の角へ押し付ける。
マッサージ器を強くする。
という方もいます。
しかし、
痛いほど強い刺激=効果が高い
とは限りません。
強い刺激を我慢する必要はありません。
肩こりの強さを数字にする
夕方になったら、
今日の肩こりは何点?
と考えます。
0=まったく気にならない。
10=非常につらい。
として、
月曜日7。
火曜日5。
水曜日6。
というように記録します。
「何時から始まったか」もセットで記録する
さらに、
月曜日 15時・7/10
火曜日 16時・5/10
水曜日 16時30分・5/10
というように、
開始時間+退勤時の強さ
を記録します。
これだけでも、自分の肩こりが変化しているか分かりやすくなります。
帰宅後|いきなりソファへ直行しない
仕事終了。
電車。
帰宅。
疲れた。
ソファ。
スマートフォン。
そのまま1時間。
この流れが習慣になっている方もいます。
もちろん疲れている日は休息も必要です。
ただ、長時間座って仕事をしたあとに、さらに同じような姿勢が続くことがあります。
帰宅後に一度だけ身体を動かす
例えば、
着替える。
入浴。
洗濯。
夕食の準備。
5〜10分歩く。
軽く身体を動かす。
何でも構いません。
仕事中とは違う身体の使い方を入れます。
夜|ストレッチを「宿題」にしない
肩こりを何とかしたくて、
首ストレッチ5種類。
肩ストレッチ5種類。
肩甲骨体操。
筋トレ。
毎日30分。
というメニューを作る方がいます。
最初の3日は頑張る。
一週間後。
疲れてやらなくなる。
このパターンでは継続が難しくなります。
5分程度から始めても構いません
大切なのは、
「たくさんやったか」
ではなく、
生活の中で無理なく続けられるか
です。
肩を軽く動かす。
腕を上げる。
少し歩く。
入浴する。
など、その日の身体に合わせて行いましょう。
自宅でできる肩こりセルフケア
ここからは、道具を使わず簡単にできる方法をご紹介します。
痛みを我慢して行う必要はありません。
セルフケア① 肩の上げ下げ
座位または立位。
両肩をゆっくり上げます。
そして力を抜きながら下ろします。
数回繰り返します。
肩を上げた状態で長時間力を入れる必要はありません。
セルフケア② 腕を上げる
痛みのない範囲で、
腕をゆっくり上げる。
下ろす。
を繰り返します。
デスクワークでは腕を大きく動かす機会が少なくなるため、仕事とは違う動きを取り入れます。
セルフケア③ 背中も動かす
肩こりだから肩だけ。
ではなく、背中周辺も動かします。
腕を前へ伸ばす。
身体を無理のない範囲で動かす。
立って軽く歩く。
などでも構いません。
セルフケア④ 5〜10分程度歩く
夕食後。
買い物。
帰宅途中。
などに少し歩きます。
一日中座っていた方にとっては、身体全体を動かす機会になります。
ストレッチは「痛いところまで」行わない
身体が硬いから。
肩が凝っているから。
もっと伸ばさないと。
と考えて、強くストレッチする方がいます。
しかし、
鋭い痛み。
腕へのしびれ。
症状の悪化。
がある場合には中止してください。
「肩甲骨はがし」を強くやりすぎない
肩こりについて調べると、
「肩甲骨はがし」
という言葉を見ることがあります。
肩甲骨周辺を動かすこと自体は身体を動かす方法の一つですが、
痛みを我慢する。
無理に引っ張る。
強い刺激を加える。
必要はありません。
専門用語ミニ解説
肩甲挙筋とは?
肩甲挙筋は、首から肩甲骨周辺へつながる筋肉の一つです。
肩甲骨を動かす働きなどに関係しています。
首から肩にかけてつらい方が調べると目にすることのある筋肉ですが、
「肩こり=肩甲挙筋だけが悪い」
という意味ではありません。
肩こりは仕事内容や身体活動、首・肩・背中など複数の要素を確認する必要があります。
夕方の肩こり対策を一日の表にすると
ここまでを簡単に整理します。
朝
通勤などで身体を動かす。
↓
午前
一度立つ。
↓
昼
5分程度歩く。
↓
午後
肩こりが出る少し前に立つ。
↓
会議後
一度身体を動かす。
↓
夕方
肩こりの開始時間と強さを記録。
↓
帰宅後
仕事とは違う身体の使い方をする。
↓
夜
無理のないセルフケア。
このように考えると、
夕方の肩こり対策は、
夕方だけに行うものではない
ことが分かります。
一週間後に確認したい3つの変化
セルフケアを始めたら、
肩こりが完全になくなったか。
だけで判断しません。
① 肩こりが始まる時間
15時だった。
↓
16時になった。
② 退勤時の強さ
8/10だった。
↓
5/10になった。
③ 翌朝への残り方
朝も少し重かった。
↓
朝は楽になった。
こうした変化も確認してください。
「夕方まだ肩こりがある=失敗」ではありません
以前15時から8/10。
現在17時から5/10。
まだ肩こりはあります。
しかし、
症状が出る時間。
強さ。
には変化があります。
セルフケアを評価するときには、
0になったかどうかだけで判断しない
ようにしましょう。
それでも毎日夕方に肩がつらい場合は?
一日の過ごし方を見直した。
仕事中も立つようにした。
昼休憩も歩く。
デスク環境も調整した。
それでも、
毎日肩こりが強い。
首までつらい。
頭痛を伴うことがある。
肩甲骨周辺まで重い。
何年も繰り返している。
という場合には、一度現在の身体の状態を確認することも選択肢です。
セルフケアを続けても夕方の肩こりがつらい方へ
ここまで、
午前中から身体を動かす。
長時間座り続けない。
昼休憩に少し歩く。
肩こりが出る前に休憩する。
マウスやモニターの位置を見直す。
帰宅後も同じ姿勢を続けない。
といった対策をご紹介しました。
こうした工夫を続けても、
毎日夕方になると肩が重い。
仕事終わりには肩がパンパン。
首から肩までつらい。
肩甲骨周辺にも重さを感じる。
セルフケアをしても繰り返す。
という方もいます。
そのような場合には、肩こりを「仕事だから仕方がない」と我慢し続けず、一度現在の身体の状態を確認することも選択肢です。
須磨駅前院では一日の症状変化も確認します
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院では、
「肩が凝っています」
という情報だけでなく、
どのような一日を過ごすと肩こりが強くなるのか
も確認します。
例えば、
朝は肩が楽なのか。
何時頃から肩が重くなるのか。
仕事終了時はどの程度つらいのか。
休日にも同じ症状があるのか。
パソコンを何時間使用するのか。
マウスを使う時間は長いのか。
休憩をどのくらい取っているのか。
肩だけでなく首にも症状があるのか。
頭痛や腕の症状はないのか。
などです。
同じ肩こりでも、一人ひとり症状の出方や生活環境は異なります。
肩だけでなく首・肩甲骨周辺なども確認
夕方になると肩がつらいからといって、肩だけを確認するわけではありません。
必要に応じて、
首。
肩。
肩甲骨周辺。
背中。
腕。
などの状態や動きを確認します。
首を動かす。
腕を上げる。
肩を動かす。
身体をひねる。
といった動作も確認しながら、どのような場面で症状が出ているのかを整理していきます。
トリガーポイントケア整体
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、お身体の状態に合わせてトリガーポイントケア整体を行っています。
「肩が硬いから、とにかく強く揉む」
という考え方ではありません。
カウンセリングや検査を行ったうえで、首・肩・肩甲骨周辺など必要な部分へ施術を行います。
刺激についても確認しながら進めますので、
「強いマッサージが苦手」
という方もご相談ください。
必要に応じて鍼灸施術もご提案します
身体の状態によっては、鍼灸施術をご提案する場合もあります。
初めて鍼灸を受ける方では、
「鍼は痛そう」
「肩こりでも鍼をするの?」
と不安に感じることもあるでしょう。
施術内容について事前にご説明し、ご希望を確認しながら進めていきます。
すべての方へ同じ施術を行うわけではありません。
施術だけでなく「次の夕方」も考える
施術を受けて、
肩が軽い。
動かしやすい。
と感じたとしても、翌日にはまた仕事があります。
9時からパソコン。
昼休憩も座る。
午後もパソコン。
となれば、再び肩へ負担を感じる可能性があります。
そのため施術だけでなく、
仕事中にどう身体を使うか
も重要です。
生活環境に合わせて、取り入れやすいセルフケアや身体を動かすタイミングなども一緒に考えていきます。
このような症状がある場合は医療機関へ相談してください
肩こりだと思っていても、自己判断だけで様子を見続けないほうがよい症状があります。
例えば、
突然これまでにない強い頭痛が出た。
胸の痛みや息苦しさなどを伴う。
腕や手に強いしびれがある。
腕や手へ力が入りにくい。
転倒や事故のあとから強く痛む。
発熱など全身症状を伴っている。
症状が急激に悪化している。
といった場合には、セルフケアだけで対応せず医療機関へ相談してください。
また、
「いつもの肩こりと明らかに違う」
と感じる場合にも注意が必要です。
よくある質問
Q.夕方に肩こりが強くなるのは姿勢が悪いからですか?
姿勢も確認したい要素の一つですが、それだけが原因とは限りません。
パソコン時間、休憩、マウス操作、眼精疲労、身体活動量など、複数の要素を確認することが大切です。
Q.仕事中は何分ごとに休憩すればいいですか?
絶対的な時間を決める必要はありません。
まずは長時間連続して座らないことを意識しましょう。
毎日15時頃から肩こりが出るのであれば、14時30分頃に一度立つなど、自分の症状が出る時間を基準にする方法もあります。
Q.肩こりには強く揉んだほうがいいですか?
強い刺激ほど効果が高いとは限りません。
痛みを我慢するほど強く押す必要はありません。
肩を揉むだけでなく、長時間同じ姿勢を続けないことや身体全体を動かすことも意識しましょう。
Q.休日は肩が楽なのですが、仕事が原因でしょうか?
仕事の日と休日で差が大きい場合には、仕事中の過ごし方を確認するヒントになります。
パソコン時間、座っている時間、歩行量、休憩、仕事内容など、何が違うのか比較してみましょう。
Q.首こりも一緒にあります
肩こりと首こりを同時に感じている方もいます。
肩だけに原因があると決めつけず、首や肩甲骨周辺なども含めて状態を確認します。
まとめ|夕方の肩こり対策は朝から始める
朝は肩が楽。
仕事をする。
午後から重い。
夕方にはパンパン。
このパターンを繰り返している方は、
夕方の肩だけを見るのをやめて、一日全体を確認してみましょう。
朝から夕方までには、
パソコン。
マウス。
会議。
昼休憩。
スマートフォン。
座っている時間。
身体を動かす回数。
など、さまざまな要素があります。
そして最初からすべてを変える必要はありません。
まず一週間、
① 午前中に一度立つ
② 昼休憩に5分程度歩く
③ 肩こりが出る30分前に身体を動かす
この3つから始めてみましょう。
評価するのは、
「肩こりが完全になくなったか」
だけではありません。
15時からだった肩こりが17時からになった。
退勤時8/10だったものが5/10になった。
翌朝まで残りにくくなった。
こうした変化も確認します。
夕方の肩こりを変えるために、夕方になる前の時間を変えていく。
これが今回お伝えしたい大切なポイントです。
神戸市須磨区・須磨駅周辺で肩こりにお悩みの方へ
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院では、肩のつらい部分だけでなく、首や肩甲骨周辺の状態、仕事中の姿勢や生活習慣なども確認しながら、お身体に合わせた施術をご提案しています。
「夕方になると肩がパンパンになる」
「仕事終わりの肩こりがつらい」
「デスクワークをすると首から肩まで重くなる」
「毎日のように肩こりを繰り返している」
という方は、お気軽にご相談ください。
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院
JR須磨駅・山陽須磨駅から徒歩約3分。
お仕事帰りやお買い物の前後にも通院していただきやすく、土日祝も開院しています。
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