首を回すとゴリゴリ鳴るのはなぜ?首こりとの関係を解説

ハリココ鍼灸治療院/整体院 垂水駅前院の松本です。

仕事の合間。

首が重い。

少し動かそうと思って、

首を右へ。

左へ。

すると、

「ゴリゴリ……」

と音がする。

もう一度回す。

また鳴る。

「首がものすごく凝っているのかな?」

「このゴリゴリをなくしたほうがいい?」

「音が鳴るまで首を回したほうがスッキリする」

そんな経験はありませんか?

特に一日中パソコンを使用している方や、首こり・肩こりを慢性的に感じている方から聞くことのあるお悩みです。


「音が鳴る=首が悪い」とは限りません

まず知っていただきたいのは、

首から音が鳴ることだけで、身体の状態を判断することはできない

ということです。

首を動かしたときには、

ポキッ。

パキッ。

コキッ。

ゴリゴリ。

など、さまざまな音を感じることがあります。

一方で、

音はするけれど痛くない。

音もするし首が痛い。

首を動かしにくい。

腕までしびれる。

など、症状の組み合わせは人によって異なります。

そのため、

「音が鳴ったかどうか」

だけではなく、

音以外にどのような症状があるか

を見ることが重要です。


首の「ポキッ」と「ゴリゴリ」は同じとは限りません

一言で首の音といっても、

一回だけ「ポキッ」。

動かしている間「ゴリゴリ」。

特定の方向だけ「コキッ」。

など感じ方が違います。

音の原因には複数の可能性があります。

例えば関節を動かした際に生じる音や、周辺組織の動きに伴って感じる音などです。

音の聞こえ方だけで、

「この筋肉が悪い」

「骨がずれている」

と自己判断することはできません。


「ゴリゴリ=老廃物」ではありません

首や肩について、

「ゴリゴリしているのは老廃物が溜まっているから」

という説明を聞いたことがある方もいるでしょう。

しかし、

首を動かしたときの音を、単純に老廃物が溜まっている音と考える必要はありません。

音をなくすために首を強く揉んだり、何度も勢いよく回したりするのは避けましょう。


音より確認したい5つのこと

首から音がするときは、まず次の5つを確認します。

① 痛みがあるか

② 首を動かしにくいか

③ 左右差が大きいか

④ 腕や手にしびれがないか

⑤ 頭痛やめまいなど他の症状を伴っていないか

例えば、

首を回すと音はする。

でも痛くない。

日常生活にも問題ない。

という場合と、

音と同時に強い痛み。

腕までしびれる。

首をほとんど動かせない。

という場合では、考え方が変わります。


首こりがある方ほど「音」が気になりやすい理由

首こりがあると、

首を触る。

首を回す。

肩を揉む。

という行動が増えます。

すると普段なら気にしていなかった小さな音にも気付きやすくなります。

そして、

音がする。

首が悪い気がする。

さらに首を回す。

また音がする。

という流れになることがあります。


音を確認するために何度も首を回していませんか?

一度ゴリゴリ鳴ると、

「まだ鳴るかな?」

ともう一度。

反対方向。

さらに大きく。

というように何度も確認してしまう方がいます。

しかし、

音を鳴らすこと自体を首こり改善の目的にしない

ことが大切です。


首を「ポキッ」と鳴らすとスッキリするのは?

首を動かしたあと、

「スッキリした」

「動かしやすくなった気がする」

と感じる方もいます。

その感覚から、

首が重い。

首を鳴らす。

楽。

また重い。

また鳴らす。

という習慣になる場合があります。

しかし、

音を鳴らすことと首こりの原因を改善することは別に考える

必要があります。


自分で首を勢いよくひねらない

首が重いからといって、

手を使って強くひねる。

勢いをつける。

音が鳴るまで動かす。

といった方法はおすすめしません。

セルフケアでは、痛みのない範囲でゆっくり身体を動かしましょう。


では、なぜ首こりを繰り返すのでしょうか?

ここからが今回の記事で特に重要な部分です。

首から音がすることが気になっていたとしても、

本当に困っていることは、

首が重い。

首がだるい。

仕事をすると首がつらい。

肩まで凝る。

夕方になると首を動かしたくなる。

という首こりそのものではないでしょうか。

そこで音だけではなく、首こりが強くなるまでの一日を確認します。


原因① 長時間のデスクワーク

働く方の首こりで確認したい代表的な生活習慣がデスクワークです。

パソコンを見る。

キーボード。

マウス。

書類。

オンライン会議。

これを何時間も続けます。

身体を激しく動かしているわけではありません。

それでも首がつらくなる理由の一つとして、

同じような姿勢が長時間続きやすい

ことがあります。


頭の位置は仕事中に変わっています

朝。

椅子へ深く座る。

モニターを見る。

まだ余裕があります。

午後。

仕事へ集中。

身体が少し前へ。

顔も画面へ近づく。

夕方。

さらに疲れる。

椅子へ浅く座る。

背中が丸くなる。

頭が前へ。

このように、朝と夕方では座り方が変わっていることがあります。


「頭が前に出ないように!」と力を入れ続ける必要はありません

首こり対策として、

顎を引く。

背筋を伸ばす。

頭を後ろへ。

という姿勢を意識している方もいます。

しかし、

「正しい姿勢を維持しなければ」

と首や背中へ力を入れ続ければ、それ自体が疲れる場合があります。

大切なのは、

一つの姿勢を完璧に固定することではありません。

立つ。

歩く。

座り直す。

画面から離れる。

身体を動かす。

というように、姿勢を切り替えましょう。


原因② スマートフォンを見る時間が長い

仕事で8時間パソコン。

通勤中スマートフォン。

昼休憩スマートフォン。

帰宅後スマートフォン。

寝る前スマートフォン。

このような一日になっていませんか?


「仕事が終われば首も休んでいる」とは限りません

パソコン作業が終わる。

首が重い。

電車へ乗る。

スマートフォンを見る。

この場合、

仕事は終了していますが、

首周辺は似た姿勢を続けている

可能性があります。


スマートフォンを見る位置を少し変える

スマートフォンを膝の近くで見る。

頭を下げる。

長時間。

という状態になっている場合には、持つ位置を調整してみましょう。

ただし、

「目の高さでずっと持つ」

と腕が疲れてしまいます。

重要なのは、

一つの完璧な位置を探すことより、

長時間同じ位置で見続けないこと

です。


原因③ ノートパソコンを長時間使っている

ノートパソコンでは、

画面とキーボードが一体になっています。

そのため画面を見る位置が低くなりやすい場合があります。

特に在宅勤務で、

ダイニングテーブル。

ノートパソコン。

長時間作業。

という方は仕事環境を確認してみましょう。


原因④ 首だけを動かしている

首が重い。

首を回す。

首を伸ばす。

また首を回す。

首こり対策が、

首だけ

になっている方がいます。

しかし仕事中は、

肩。

肩甲骨。

背中。

腕。

なども長時間同じような位置になっています。


首こりでも肩甲骨や背中を見る理由

頭を支えているのは首だけではありません。

日常動作では首・肩・背中などが連動しています。

そのため首こりがある場合でも、

肩を動かす。

腕を上げる。

歩く。

背中を動かす。

といった身体全体の動きも重要になります。


専門用語ミニ解説

僧帽筋とは?

僧帽筋は、首から肩・背中にかけて広がっている大きな筋肉です。

首や肩甲骨の動きなどに関係します。

肩こりや首こりについて調べると頻繁に出てくる筋肉ですが、

「首こり=僧帽筋だけが悪い」

と考えることはできません。

仕事内容や姿勢、身体活動量、他の筋肉や関節の状態なども含めて確認することが重要です。


原因⑤ 眼精疲労と首こりが同時に起きている

夕方。

目が疲れる。

目の奥が重い。

首も重い。

肩も凝る。

という方がいます。

長時間画面を見ている場合、

身体だけでなく目も長時間作業を続けています。


休憩中まで画面を見ていませんか?

パソコン。

疲れた。

5分休憩。

スマートフォン。

そしてまたパソコン。

これでは仕事は休憩していても、目は近くの画面を見続けています。

休憩の一部では、

窓の外を見る。

立って歩く。

飲み物を取る。

など、画面から離れる時間を作りましょう。


原因⑥ 首がつらくなってからしか動かない

首こりが7/10。

限界。

首を回す。

という方。

毎日16時頃から首がつらくなるなら、

15時30分頃に一度身体を動かします。

肩こりや腰痛と同じく、

症状が強くなる前に姿勢を切り替える

ことがポイントです。


「首を鳴らす」から「身体を動かす」へ

これまで、

首が重い。

首をゴリゴリ回す。

だった方は、

首が重くなる前。

椅子から立つ。

少し歩く。

腕や肩をゆっくり動かす。

という方法へ変えてみましょう。

首だけへ刺激を集中させる必要はありません。


首の音が気になる方のセルフチェック

次の項目を確認してみましょう。

□ 首を回すとゴリゴリ音がする

□ 音を確認するため何度も首を回す

□ 首を自分でポキッと鳴らす癖がある

□ デスクワークが一日6時間以上

□ ノートパソコンを長時間使う

□ スマートフォンを見る時間が長い

□ 午前より夕方のほうが首が重い

□ 肩こりもある

□ 目の疲れも感じる

□ 1時間以上座り続けることが多い

□ 昼休憩も座っている

□ 休憩中もスマートフォンを見る

□ 首こりが強くなってから身体を動かす

□ 休日は仕事の日より首が楽

複数当てはまる場合には、

首の音そのものだけでなく、一日の身体の使い方

を確認してみましょう。


音をなくすことを最初の目標にしない

首のゴリゴリが気になると、

「この音をゼロにしたい」

と思うかもしれません。

しかし音だけを追いかけると、

何度も首を回す。

強く揉む。

無理に伸ばす。

という行動につながる場合があります。

まず確認したいのは、

首の重さ。

痛み。

動かしやすさ。

仕事への影響。

肩こり。

頭痛など他の症状。

です。


「音」ではなく「困っている症状」を改善目標にする

例えば、

以前は15時から首が重かった。

最近は17時まで楽。

以前は仕事終了時7/10。

最近は4/10。

以前は毎日首を回したくなった。

最近は回数が減った。

このような変化を見ます。

ゴリゴリ音が鳴ったかどうかだけで、首の状態を評価しないこと

が重要です。

首をゴリゴリ回す前に|仕事中にできる首こり対策

首が重くなってくると、

首を右へ回す。

左へ回す。

大きく一周させる。

ゴリゴリ音がする。

「少しスッキリした」

という行動を繰り返している方もいるでしょう。

しかし、首こり対策は首を回すことだけではありません。

特にデスクワークによる首こりでは、

首がつらくなるまでの過ごし方

を変えることが重要です。

ここからは仕事を続けながら取り入れやすい対策を見ていきましょう。


対策① 首こりが出る時間を把握する

まず確認していただきたいのが、

「何時頃から首が重くなるのか」

です。

例えば、

9時 首こり0/10

12時 1/10

15時 3/10

18時 6/10

という方。

この場合、15時頃から首こりを感じ始めています。

ならば15時になってから対策するのではなく、

14時30分頃に一度身体を動かす

という方法があります。


「つらくなったら休憩」から変えてみる

首がつらい。

だから休憩する。

では、症状が休憩の合図になっています。

これを、

10時になったから一度立つ。

昼休憩だから歩く。

15時前だから身体を動かす。

というように、時間を基準にしてみましょう。


対策② 1時間以上同じ姿勢を続けない

仕事へ集中すると、

「気付いたら2時間経っていた」

ということがあります。

首こりがある方では、まず連続して座っている時間を確認してみてください。

大切なのは、

60分ごとに特別なストレッチをすること

ではありません。

一度立つ。

数歩歩く。

座り直す。

これだけでも姿勢は変わります。


仕事の中に「立つ理由」を作る

忙しい仕事中に、

「今から5分間首こり体操をしよう」

というのは難しいかもしれません。

そこで、

飲み物を取る。

トイレ。

コピー。

書類。

ゴミを捨てる。

など、普段の仕事を利用します。


「まとめてやる」を減らしてみる

例えば、

午前中の飲み物を全部デスクへ置いておく。

コピーをまとめて行う。

書類もまとめて運ぶ。

非常に効率的です。

しかし身体活動という意味では、立つ回数が減ります。

仕事へ支障がない範囲で、

あえて立つ機会を残す

という考え方もあります。


対策③ 首だけを動かさない

首がつらいと、

首を右。

左。

前。

後ろ。

と首だけを何度も動かしたくなります。

しかし長時間デスクワークでは、動いていないのは首だけではありません。

肩。

腕。

肩甲骨周辺。

背中。

股関節。

脚。

身体全体が長時間同じような位置にあります。


一度立って全身を動かす

首こりを感じたら、

椅子から立つ。

数歩歩く。

腕を軽く上げる。

肩をゆっくり動かす。

そして座り直す。

このように、

首だけではなく身体全体の姿勢を切り替える

ことを意識してみましょう。


対策④ モニターの位置を確認する

仕事開始時は問題なくても、夕方になると顔が画面へ近づいていることがあります。

一度、

画面が低すぎないか。

身体から遠すぎないか。

文字が小さすぎないか。

確認してみましょう。


「姿勢が悪い」と自分だけを責めない

画面が遠い。

文字が小さい。

椅子と机が合っていない。

それなのに、

「私の姿勢が悪いから首が凝る」

と身体だけで対応しようとしている方がいます。

環境を調整できるなら、

身体を仕事環境へ無理に合わせるのではなく、仕事環境を身体へ合わせる

ことも考えましょう。


対策⑤ ノートパソコン環境を見直す

ノートパソコンを長時間使用している場合、

外付けモニター。

外付けキーボード。

パソコンスタンド。

などを利用する方法もあります。

ただし道具を購入することが目的ではありません。

まず現在の環境で、

どの位置なら無理なく画面を見られるのか。

確認してみましょう。


在宅勤務では椅子も確認する

会社ではオフィスチェア。

自宅ではダイニングチェア。

という方もいます。

在宅勤務の日だけ首こりが強い場合には、

パソコンだけではなく、

机。

椅子。

画面。

照明。

仕事時間。

休憩。

などの違いを確認してみてください。


対策⑥ 目の休憩も入れる

首こりがある方で、

夕方になると目も疲れる。

という場合には、画面を見る時間にも注目します。

仕事中の休憩で、

スマートフォンを見る。

ではなく、

窓の外を見る。

少し歩く。

飲み物を取る。

など、画面から視線を離す時間を作ります。


休憩を「別の画面を見る時間」にしない

パソコン。

休憩。

スマートフォン。

仕事再開。

パソコン。

これでは、目にとっては画面を見る状態が続いています。

休憩のうち数分だけでも、

画面を見ない時間

にしてみましょう。


対策⑦ 昼休憩に身体を動かす

午前中。

3時間デスクワーク。

昼休憩。

デスクで昼食。

スマートフォン。

午後。

またデスクワーク。

という方。

仕事は休憩していても、身体は長時間座った状態です。


5分だけでも歩いてみる

昼食後に、

コンビニへ行く。

建物内を歩く。

外を少し歩く。

階段を使う。

など、身体を動かします。

長時間歩く必要はありません。

午前中と午後の間に、

座り姿勢を一度大きく切り替える

ことが目的です。


対策⑧ スマートフォンを使う姿勢を固定しない

帰宅後の首こり対策では、スマートフォンの使い方も確認します。

スマートフォンを見ること自体を禁止する必要はありません。

問題になりやすいのは、

同じ位置。

同じ姿勢。

長時間。

という組み合わせです。


30分見たら一度別のことをする

例えば、

スマートフォン。

30分。

入浴。

またスマートフォン。

洗濯。

また見る。

というように、途中で別の行動を入れます。

首こり対策として、

「スマートフォンをやめる」

ではなく、

連続して見る時間を短くする

という考え方です。


「首を鳴らす癖」を減らすには?

首を鳴らすことが習慣になっている方は、

「鳴らさないと気持ち悪い」

と感じることがあります。

仕事中、

首が重い。

ポキッ。

しばらくするとまた重い。

ポキッ。

これを何度も繰り返します。

この場合、

いきなり、

「今日から絶対鳴らさない」

とすると気になってしまうことがあります。


鳴らしたくなったら一度立つ

首を鳴らしたい。

その瞬間を、

身体を動かす合図

へ変えてみましょう。

首を鳴らしたくなった。

立つ。

数歩歩く。

肩や腕を軽く動かす。

戻る。

この方法なら、

「首を鳴らす」

という行動を、

「身体全体を動かす」

へ置き換えられます。


音が鳴ったか確認しない

一度首を動かして、

ゴリッ。

すると、

「もう一回鳴るかな?」

と反対へ。

さらにもう一度。

という行動になりやすくなります。

音を確認するために繰り返し首を動かす必要はありません。


首を自分の手で強くひねらない

首を鳴らしたいから、

顎へ手を当てる。

頭を持つ。

勢いよくひねる。

という方法は避けましょう。

首周辺には重要な神経や血管などもあります。

セルフケアでは、

音を出すことを目的にした強い操作を行わない

ことが大切です。


自宅でできる首こりセルフケア

仕事終了後は、

「首を伸ばさなければ」

と首だけへ集中する必要はありません。

一日中デスクワークだった方は、身体全体を軽く動かすことから始めましょう。


セルフケア① 肩をゆっくり上げ下げする

椅子または立った状態で行います。

肩をゆっくり上げる。

そして力を抜きながら下ろす。

数回繰り返します。

強く力を入れる必要はありません。


セルフケア② 腕をゆっくり上げる

デスクワークでは、腕を肩より高い位置まで上げる機会が少ない方もいます。

痛みのない範囲で、

腕を上げる。

下ろす。

をゆっくり行います。

肩や腕に強い痛みが出る場合は中止してください。


セルフケア③ 背中も動かす

首こりだから首だけ。

ではなく、背中周辺も軽く動かします。

椅子から立つ。

腕を動かす。

身体を無理のない範囲で動かす。

といった簡単な方法でも構いません。


セルフケア④ 5〜10分程度歩く

仕事で一日中座っていた方は、帰宅後に少し歩く方法もあります。

歩行では首だけでなく、腕や背中、脚など身体全体を使います。

買い物。

駅から自宅。

犬の散歩。

など、日常生活の中へ取り入れても構いません。


首を大きく一周させる必要はありません

「首こりストレッチだから首をグルグル回す」

という方がいます。

しかし、大きく回すと痛みや違和感が出る方もいます。

無理に一周させず、

痛みのない範囲でゆっくり動かしてください。


ストレッチ中にしびれが出たら中止する

首を動かしたとき、

腕。

手。

指。

へしびれが出る。

痛みが腕まで響く。

という場合には、無理にストレッチを続けないようにしましょう。


「ゴリゴリが減ったか」だけで評価しない

一週間セルフケア。

まだ首から音がする。

「全然良くなっていない」

と判断するのは早いかもしれません。

確認したいのは、

首の重さ。

動かしやすさ。

仕事終了時のつらさ。

肩こり。

首を鳴らしたくなる回数。

などです。


一週間の首こり記録をつけてみる

簡単で構いません。

月曜日

首こり開始 15時

退勤時 7/10

首を鳴らした回数 5回

火曜日

首こり開始 16時

退勤時 5/10

首を鳴らした回数 3回

この程度で十分です。


仕事の日と休日も比較する

平日は首こり7/10。

休日は2/10。

という方。

この場合、

パソコン。

座位時間。

スマートフォン。

歩行。

休憩。

仕事中の緊張。

など、何が違うのか確認します。


「ストレートネックだから仕方がない」と決めつけない

首こりについて調べると、

ストレートネック

という言葉を目にすることがあります。

「私はストレートネックだから、一生首こりと付き合わないといけない」

と思っている方もいるかもしれません。

しかし首こりの感じ方は、画像上の形だけで決まるものではありません。

仕事内容や身体活動、睡眠、生活習慣なども含めて考える必要があります。


専門用語ミニ解説

ストレートネックとは?

一般的に、首の骨が持つ前方へのカーブが少なく見える状態を表す際に使われる言葉です。

ただし、

ストレートネック=必ず首こりになる

あるいは、

首こり=必ずストレートネック

というわけではありません。

首の形だけを原因と決めつけず、現在困っている症状や生活背景も確認することが重要です。


「姿勢矯正」だけで終わらせない

首こりがある。

猫背だから。

姿勢を正す。

胸を張る。

一日中維持。

これでは別の疲れにつながる場合があります。

姿勢は、

正しい形を一日中維持するもの

ではなく、

必要に応じて変化させるもの

という視点も持ってみましょう。


明日から行うことは3つで十分です

今回も多くの対策をご紹介しました。

すべて行う必要はありません。

まずは、

① 午前中に一度立つ

② 昼休憩に5分程度歩く

③ 首を鳴らしたくなったら、先に立って身体を動かす

この3つから始めてみましょう。

一週間続けて、

首こりが始まる時間。

退勤時のつらさ。

首を鳴らしたくなる回数。

が変化するか確認します。

首の「ゴリゴリ」という音を追いかけるのではなく、実際に困っている首こりや日常生活への影響がどう変わったかを見ていくことが大切です。

セルフケアをしても首こりを繰り返す場合は?

ここまで、

長時間同じ姿勢を続けない。

仕事中に立つ時間を作る。

モニターやパソコン環境を見直す。

昼休憩に少し歩く。

首だけでなく身体全体を動かす。

首を鳴らすことを目的にしない。

といった対策をご紹介しました。

こうした対策を続けても、

毎日首が重い。

仕事をすると首こりを繰り返す。

首から肩までつらい。

首を動かしにくい。

何年も慢性的な首こりがある。

という場合には、一度現在の身体の状態を確認することも選択肢です。


垂水駅前院では「ゴリゴリ音」だけを見ません

ハリココ鍼灸治療院/整体院 垂水駅前院では、首から音がするかどうかだけでなく、実際に困っている症状や生活背景を確認します。

例えば、

いつから首こりがあるのか。

どの時間帯につらくなるのか。

首をどちらへ動かすとつらいのか。

肩こりもあるのか。

腕や手に症状はないか。

仕事でパソコンを何時間使用するのか。

スマートフォンをどのくらい見るのか。

仕事の日と休日で症状が違うのか。

などです。

「首がゴリゴリ鳴ります」

という情報も一つですが、それだけで身体の状態を決めることはありません。


首だけでなく肩・肩甲骨・背中なども確認

首こりだから首だけ。

ではなく、必要に応じて、

首。

肩。

肩甲骨周辺。

背中。

腕。

などの状態も確認します。

首を動かす。

腕を上げる。

肩を動かす。

身体をひねる。

といった動作を確認しながら、どのようなときに症状が出るのかを整理していきます。


トリガーポイントケア整体

ハリココ鍼灸治療院/整体院では、お身体の状態に合わせてトリガーポイントケア整体を行っています。

首がつらいからといって、

首を強く揉む。

無理に首をひねる。

音を鳴らす。

ことを目的とした施術ではありません。

カウンセリングや身体の動きを確認しながら、首・肩・肩甲骨周辺など必要な部分へ施術を行います。


必要に応じて鍼灸施術もご提案します

身体の状態によっては、鍼灸施術をご提案する場合があります。

「鍼灸を受けたことがない」

「痛そうで不安」

という方もいらっしゃいます。

施術内容について事前にご説明し、ご希望を確認しながら進めていきますので、不安な点はご相談ください。

すべての方へ同じ施術を行うわけではありません。


このような症状がある場合は医療機関へ

首から音が鳴るだけで過度に不安になる必要はありません。

一方で、音だけではなく、

強い首の痛みがある。

事故や転倒後から症状が出た。

腕や手に強いしびれがある。

腕や手へ力が入りにくい。

歩きにくさなどがある。

突然の強い頭痛を伴う。

強いめまいや意識の異常などを伴う。

発熱など全身症状がある。

症状が急激に悪化している。

といった場合には、自己判断で首を揉んだり鳴らしたりせず、医療機関へ相談してください。

特に、

「いつもの首こりとは明らかに違う」

という変化にも注意しましょう。


よくある質問

Q.首のゴリゴリ音はなくしたほうがいいですか?

音がすることだけを理由に、無理になくそうとする必要はありません。

音よりも、

痛み。

動かしにくさ。

しびれ。

日常生活への影響。

などを確認することが重要です。


Q.首を自分でポキポキ鳴らしても大丈夫ですか?

音を出すことを目的に、手を使って首を強くひねったり勢いよく動かしたりすることはおすすめしません。

首が重くなったら、まず一度立って身体全体を軽く動かしてみましょう。


Q.首こりには首を回すストレッチがいいですか?

首を無理に大きく一周させる必要はありません。

痛みのない範囲でゆっくり動かし、肩や腕、背中なども一緒に動かしてみましょう。


Q.ストレートネックだから首こりになるのでしょうか?

ストレートネックという言葉だけで、首こりの原因をすべて説明することはできません。

デスクワーク時間やスマートフォン、身体活動、仕事環境なども含めて考えることが大切です。


Q.首こりと肩こりが両方あります

首こりと肩こりを同時に感じている方もいます。

首だけに原因があると決めつけず、肩や肩甲骨周辺なども含めて身体の状態を確認していきます。


まとめ|「ゴリゴリ鳴るか」より首の状態を見る

首を回す。

ゴリゴリ鳴る。

気になる。

もう一度回す。

この繰り返しになっている方は、音そのものから少し視点を変えてみましょう。

確認したいのは、

首は痛いのか。

動かしにくいのか。

何時頃から重くなるのか。

仕事の日と休日で違うのか。

腕や手に症状はないのか。

という点です。

そしてデスクワーク中心の方は、

午前中に一度立つ。

昼休憩に少し歩く。

首がつらくなる前に身体を動かす。

画面から視線を離す。

帰宅後も長時間同じ姿勢を続けない。

といったことから始めてみましょう。

「首を鳴らして楽にする」から「首がつらくなりにくい一日を作る」へ。

これが慢性的な首こりを見直すうえで大切な考え方です。


神戸市垂水区で首こりにお悩みの方へ

ハリココ鍼灸治療院/整体院 垂水駅前院では、首のつらい場所だけでなく、肩や肩甲骨周辺の状態、仕事中の姿勢、パソコンやスマートフォンを使う時間なども確認しながら、お身体に合わせた施術をご提案しています。

「デスクワークをすると首が重くなる」

「首と肩のこりを繰り返している」

「首を動かすたびにゴリゴリ音がして気になる」

「仕事終わりになると首を動かしたくなる」

という方は、お気軽にご相談ください。

ハリココ鍼灸治療院/整体院 垂水駅前院

JR垂水駅・山陽垂水駅から徒歩約1分。

お仕事帰りやお買い物の前後にも通院していただきやすく、土日祝も開院しています。

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