朝起きると首が痛い原因とは?考えられる理由と改善方法を柔道整復師が解説
ハリココ鍼灸治療院/整体院 須磨駅前院の松本です。
朝目が覚めた瞬間に首へ違和感を覚えたり、「痛くて横を向けない」「振り返るだけでもつらい」と感じたりした経験はありませんか。
夜寝る前までは特に気にならなかったのに、朝になると急に首が痛くなると、「寝違えかな?」と考える方が多いと思います。しかし、実際には寝違えだけが原因とは限りません。
ハリココ鍼灸治療院/整体院にも、
- 朝起きるたびに首が痛い
- 寝違えを何度も繰り返している
- 首だけでなく肩まで重だるい
- 朝は痛いのに午後になると少し楽になる
- マッサージを受けてもすぐ元に戻ってしまう
このようなお悩みでご相談いただくことがあります。
特に近年は、デスクワークやテレワークの普及、スマートフォンを使用する時間の増加などにより、首へ負担がかかる生活習慣が以前よりも増えています。
人の頭の重さは一般的に4〜6kgほどあるといわれています。その頭を一日中支えているのが首や肩周囲の筋肉です。
本来であれば筋肉は休息や睡眠によって疲労を回復します。しかし、日中に蓄積した負担が大きすぎたり、睡眠中の姿勢や寝具が身体に合っていなかったりすると、十分に回復できず、朝起きたときの首の痛みとして現れることがあります。
また、首の痛みは首だけの問題とは限りません。
肩甲骨周囲の筋肉の硬さ、猫背、ストレートネック、骨盤の傾き、運動不足、ストレスによる筋肉の緊張など、身体全体のバランスが関係しているケースも少なくありません。
そのため、痛みが出ている首だけを揉んだり温めたりして一時的に楽になったとしても、原因が改善されていなければ、数日後や数週間後に再び同じ症状を繰り返してしまう可能性があります。
さらに、首の筋肉は肩や背中だけでなく、頭部を支える筋肉とも密接につながっています。
そのため首の状態が悪くなることで、
- 慢性的な肩こり
- 緊張型頭痛
- 肩甲骨周囲の張り
- 腕のだるさ
- 姿勢の悪化
などにつながる場合もあります。
「朝だけだからそのうち治るだろう」
「少し動けば痛みが和らぐから大丈夫」
このように考えてしまう方も少なくありませんが、症状を繰り返している場合は、身体からのサインである可能性があります。
もちろん、すべての首の痛みが重い病気につながるわけではありません。しかし、長期間症状が続く場合や日常生活に支障が出ている場合は、原因を確認し、適切な対処を行うことが大切です。
この記事では、朝起きたときに首が痛くなる主な原因をはじめ、
- ご自身で確認できるセルフチェック
- 身体の中で起こっている変化
- 放置するリスク
- 自宅でできるセルフケア
- 再発を防ぐための生活習慣
- ハリココ鍼灸治療院/整体院で行っている施術
について、柔道整復師の視点から詳しく解説していきます。
現在同じようなお悩みを抱えている方はもちろん、「最近朝になると首が痛い日が増えてきた」「寝違えを繰り返している」という方も、ぜひ最後までご覧ください。
朝起きる首の痛みセルフチェック
朝起きたときの首の痛みは、人によって症状の現れ方が異なります。
「少し動けば楽になる」という方もいれば、「一日中痛みが続く」「数日経っても改善しない」という方もいます。
まずは、ご自身の状態を確認してみましょう。
次のような症状はありませんか?
□ 朝起きた直後から首が痛い
□ 左右どちらかを向くと痛みがある
□ 上を向く・下を向く動作がつらい
□ 首だけでなく肩や肩甲骨まで張っている
□ 年に何度も寝違えを繰り返している
□ デスクワークやパソコン作業が長い
□ スマートフォンを見る時間が長い
□ 枕の高さが合っていない気がする
□ 朝起きても疲れが取れていない
□ 頭痛を伴うことがある
□ 猫背と言われたことがある
□ 首を動かすと違和感や突っ張り感がある
3項目以上当てはまる方は、首周囲の筋肉や関節に継続的な負担がかかっている可能性があります。
一時的な寝違えだけではなく、普段の姿勢や身体の使い方、睡眠環境などが影響していることも考えられます。
朝起きると首が痛いのはなぜ?
「寝ていただけなのに、なぜ朝になると首が痛くなるの?」
このような疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。
実際には、睡眠中に突然首へ負担がかかるというよりも、日中に蓄積した疲労や筋肉の緊張が、睡眠中に十分回復できなかった結果として朝に症状が現れるケースが少なくありません。
首は約4〜6kgある頭を一日中支えています。
さらに、デスクワークやスマートフォンの操作では頭が前に出る姿勢になりやすく、首や肩の筋肉には常に負担がかかっています。
夕方になると肩が重い、首が張るという経験がある方も多いのではないでしょうか。
その疲労が残った状態で睡眠に入ると、睡眠中も筋肉が十分に休息できず、起床時に痛みとして現れることがあります。
首の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか?
首には7つの頚椎(けいつい)という骨があり、その周囲を多くの筋肉や靱帯、神経、血管が取り囲んでいます。
これらが協力して頭を支え、前後左右へスムーズに動かしています。
しかし、筋肉が硬くなったり、関節の動きが悪くなったりすると、本来スムーズに行える動作でも痛みを感じやすくなります。
また、筋肉が緊張すると血流が低下しやすくなります。
血流が悪くなると疲労物質が蓄積しやすくなり、
- 朝起きたときに首が重い
- 動かし始めが痛い
- 肩まで張る
- 頭が重く感じる
といった症状につながることがあります。
これは筋肉だけでなく、周囲の関節や筋膜などが影響している場合もあります。
朝だけ痛い人と、一日中痛い人の違い
同じ首の痛みでも、症状の現れ方には違いがあります。
例えば、
朝だけ痛い方は、
- 筋肉の疲労
- 睡眠姿勢
- 枕の影響
- 寝返り不足
などが関係していることがあります。
一方、
一日中痛みが続く方では、
- 慢性的な筋肉の緊張
- 姿勢の崩れ
- 首以外の関節や筋肉の影響
- 日常生活での負担の蓄積
などが関係しているケースも考えられます。
もちろん、症状には個人差があるため、実際には複数の要因が重なっていることも珍しくありません。
女性に多くみられる理由
ハリココ鍼灸治療院/整体院でも、朝の首の痛みでご相談いただく方は30〜60代の女性に多い印象があります。
その背景として考えられるのは、
- デスクワーク中心の生活
- 家事や育児による前かがみ姿勢
- スマートフォンの使用時間の増加
- 運動不足
- 冷房による筋肉の冷え
- ストレスによる筋肉の緊張
などです。
特に夏場は冷房の効いた室内で長時間過ごす方も多く、首や肩の筋肉が冷えて硬くなりやすい環境になります。
冷えと筋肉の緊張が重なることで、朝起きたときの首の痛みにつながる場合もあります。
柔道整復師コラム①
「寝違え」と思っていたら違うケースもあります
「毎回寝違えを起こしてしまう」という方のお身体を確認すると、実際には寝違えだけではなく、慢性的な首や肩の筋肉の緊張が背景にあることも少なくありません。
寝違えは一度きりで改善することが多い一方、何度も繰り返す場合は、日常生活や姿勢、身体の使い方に原因がある可能性も考えられます。
柔道整復師コラム②
痛い場所と原因の場所は同じとは限りません
首が痛いからといって、原因が必ず首だけにあるとは限りません。
肩甲骨周囲の筋肉や背中、骨盤周辺のバランスが崩れることで、結果として首へ負担が集中しているケースもあります。
そのため、痛みがある部分だけを見るのではなく、身体全体のバランスを確認することが大切です。
朝起きると首が痛くなる7つの原因
朝起きたときの首の痛みは、一つの原因だけで起こるとは限りません。
日常生活の姿勢や筋肉の疲労、睡眠環境など、いくつもの要因が重なり合って症状として現れるケースが多くあります。
ここでは、ハリココ鍼灸治療院/整体院でもご相談を受けることが多い代表的な原因をご紹介します。
原因① 長時間のデスクワークによる筋肉の疲労
現代人の首の痛みで最も多い原因の一つが、デスクワークによる筋肉への負担です。
パソコン作業では、画面を見続けるため頭が少し前へ出た姿勢になりやすくなります。
頭が前へ出る姿勢になると、首の筋肉は本来以上の力で頭を支え続けなければなりません。
この状態が数時間続くことで、
- 首の後ろの筋肉
- 肩の筋肉
- 肩甲骨周囲の筋肉
に疲労が蓄積していきます。
仕事中は集中しているため気付きにくいこともありますが、夜になる頃には筋肉はかなり疲れた状態になっています。
その疲労が睡眠中に十分回復できないと、朝起きたときの首の痛みにつながることがあります。
柔道整復師コラム
首だけを支えているように思われがちですが、実際には肩甲骨周囲や背中の筋肉も首を支える重要な役割を担っています。
そのため、肩甲骨の動きが悪くなると首にも負担がかかりやすくなります。
原因② スマートフォンの使用によるストレートネック
スマートフォンを見るとき、多くの方は無意識に顔を下へ向けています。
この姿勢が長時間続くことで、首の自然なカーブが少なくなり、いわゆる「ストレートネック」の状態へ近づく場合があります。
ストレートネックになると、
- 首の筋肉が緊張しやすい
- 肩こりが起こりやすい
- 朝起きたときに首が動かしづらい
といった症状が現れることがあります。
最近では仕事だけでなく、動画視聴やSNSなどでスマートフォンを見る時間が長くなり、年代を問わず増えている傾向があります。
原因③ 枕や寝具が身体に合っていない
睡眠時間は1日の約3分の1を占めます。
そのため、枕やマットレスなどの寝具が身体に合っていない場合、首へかかる負担も大きくなります。
例えば、
- 枕が高すぎる
- 枕が低すぎる
- 柔らかすぎる
- 硬すぎる
といった状態では、首が不自然な角度で長時間固定される可能性があります。
また、マットレスが身体に合っていないと寝返りが減り、一部の筋肉へ負担が集中することもあります。
「新しい枕に替えたら首が痛くなった」というケースもあれば、「何年も同じ枕を使い続けている」というケースもあります。
必ずしも高価な寝具が良いとは限らず、自分の体格や寝姿勢に合っているかが重要です。
原因④ 寝返りが少ない
人は睡眠中に20〜30回程度寝返りを打つといわれています。
寝返りには、
- 血流を保つ
- 身体への圧力を分散する
- 筋肉の緊張を和らげる
という大切な役割があります。
しかし、
- 身体が疲れすぎている
- 寝具が合っていない
- 部屋が狭い
- 冷えによって身体が硬くなっている
などの理由で寝返りが減ると、同じ姿勢が長時間続き、首周囲の筋肉へ負担が集中する可能性があります。
朝起きたときだけ首が痛い方では、このような睡眠中の姿勢が影響していることも少なくありません。
原因⑤ 猫背や姿勢の崩れ
姿勢は首の痛みと深く関係しています。
猫背になると背中が丸まり、頭が前へ出やすくなります。
その結果、首の筋肉は頭を支えるために余分な力を使い続けることになります。
特に、
- ノートパソコン作業
- ソファでの長時間の座位
- 足を組む習慣
- 頬杖をつく癖
などは姿勢が崩れやすい原因になります。
一日を通して少しずつ積み重なった負担が、朝の首の痛みとして現れることもあります。
柔道整復師コラム
首だけを施術しても改善しにくい方では、姿勢や骨盤周囲のバランスを整えることで首への負担が軽減するケースがあります。
身体はそれぞれの部位が連動して働いているため、全体を評価することが重要です。
原因⑥ 筋肉の冷えや血流の低下
夏場でも冷房の効いた室内で長時間過ごしていると、首や肩の筋肉は冷えやすくなります。
筋肉が冷えると柔軟性が低下し、血流も悪くなりやすくなります。
その結果、
- 朝のこわばり
- 動かし始めの痛み
- 肩こり
などにつながることがあります。
特に夏は屋外との温度差が大きいため、知らないうちに身体へ負担がかかっている場合もあります。
原因⑦ 日々のストレスや疲労の蓄積
精神的なストレスが続くと、無意識に肩へ力が入りやすくなります。
また、睡眠の質が低下することで筋肉の回復が十分に行われず、疲労が蓄積してしまうこともあります。
「忙しい時期だけ首が痛くなる」
「休日になると少し楽になる」
という方では、ストレスや疲労が関係している可能性も考えられます。
身体と心は密接に関係しているため、十分な休息やリラックスする時間を確保することも大切です。
朝起きる首の痛みを放置するとどうなる?
「朝だけ痛いから大丈夫」
「仕事が始まる頃には楽になる」
このように感じると、そのまま様子を見る方も少なくありません。
確かに、一時的な筋肉の疲労による痛みであれば、自然に軽快することもあります。
しかし、何度も同じ症状を繰り返している場合や、徐々に痛みが強くなっている場合は注意が必要です。
首の痛みは、身体が「これ以上無理をしないでほしい」と発しているサインの一つである可能性があります。
無理を続けることで筋肉や関節への負担が積み重なり、症状が慢性化してしまうことも考えられます。
① 首の可動域が少しずつ狭くなる
首に痛みがあると、人は無意識に痛い方向へ動かさないようになります。
これは身体を守るための自然な反応ですが、その状態が続くと筋肉や関節が硬くなり、さらに動かしづらくなる悪循環に陥ることがあります。
例えば、
- 後ろを振り向きにくい
- 上を向きづらい
- 車の運転で左右確認がしづらい
- 洗濯物を干す動作がつらい
といった日常生活への影響が少しずつ現れることがあります。
② 肩こりや頭痛につながることがある
首と肩の筋肉は互いにつながっています。
そのため、首の筋肉が緊張した状態が続くと、肩にも負担がかかりやすくなります。
さらに、首や肩周囲の筋肉の緊張が続くことで、緊張型頭痛につながる可能性もあります。
「最初は首だけだったのに、最近は肩も重い」
「夕方になると頭まで重くなる」
このような変化がみられる場合は、首だけでなく周囲の筋肉にも負担が広がっている可能性があります。
③ 姿勢がさらに崩れやすくなる
痛みを避けようとして身体をかばう姿勢が続くと、首だけではなく背中や骨盤にも影響を及ぼすことがあります。
例えば、
- 頭が前に出る姿勢
- 猫背
- 肩の高さの左右差
- 背中が丸くなる姿勢
などが習慣化すると、首への負担はさらに増えてしまいます。
姿勢の崩れは一日で起こるものではなく、日々の積み重ねによって少しずつ定着していきます。
④ 睡眠の質が低下することもある
首に違和感があると、
「寝返りのたびに目が覚める」
「寝ても疲れが取れない」
「朝から身体が重い」
と感じる方もいらっしゃいます。
睡眠中は身体を回復させる大切な時間です。
しかし、首に負担がかかった状態では十分な休息が得られず、翌日の疲労感につながる場合があります。
睡眠不足や疲労の蓄積は、さらに筋肉の緊張を招く可能性があり、症状を繰り返す原因になることもあります。
柔道整復師コラム
「痛みがなくなった=改善」とは限りません
首の痛みは、数日で落ち着くこともあります。
しかし、痛みが軽減したからといって、原因まで改善しているとは限りません。
実際に、症状が落ち着いた後も同じ生活習慣や姿勢が続くことで、数週間後や数か月後に再び同じ痛みを繰り返す方も少なくありません。
大切なのは、痛みだけを見るのではなく、「なぜ痛くなったのか」という原因にも目を向けることです。
自宅でできるセルフケア6選
朝起きたときの首の痛みを予防・軽減するためには、日々の生活習慣を見直すことも大切です。
ここでは、自宅で取り入れやすいセルフケアをご紹介します。
① 起床後に急に首を動かさない
目が覚めてすぐに勢いよく起き上がったり、首を大きく回したりすると、筋肉へ急な負担がかかることがあります。
まずは深呼吸をしながら肩や腕をゆっくり動かし、身体が目覚めてから起き上がるようにしましょう。
② 長時間同じ姿勢を続けない
デスクワーク中は1時間に1回程度を目安に立ち上がり、軽く身体を動かすことがおすすめです。
数分歩くだけでも血流が促され、首や肩の負担軽減につながります。
③ スマートフォンを見る姿勢を見直す
スマートフォンを胸より低い位置で見続けると、首が前へ傾きやすくなります。
できるだけ画面を目線に近づけ、首が前に倒れすぎないよう意識しましょう。
④ 肩甲骨を動かす習慣をつける
首だけでなく肩甲骨周囲の筋肉を動かすことも大切です。
肩をゆっくり回したり、両肩をすくめて下ろしたりする簡単な運動でも、筋肉の緊張緩和が期待できます。
⑤ 枕や寝具を定期的に見直す
「以前は合っていた枕」でも、体型や寝姿勢の変化によって合わなくなることがあります。
高さだけでなく、寝返りのしやすさや寝起きの感覚も確認しながら、自分に合った寝具を選びましょう。
⑥ 身体を冷やしすぎない
夏場の冷房や冬場の冷えによって筋肉が硬くなることがあります。
首元が冷えすぎないように室温や服装を調整し、必要に応じて軽く温めることも一つの方法です。
セルフケアを行う際の注意点
セルフケアは日常的な首の負担を軽減するために役立つ場合がありますが、痛みが強いときや症状が悪化する場合は無理をしないことが大切です。
また、次のような場合には自己判断を続けるのではなく、医療機関への相談も検討してください。
- 強い痛みが続く
- 手や腕のしびれを伴う
- 発熱や外傷後に痛みが出た
- 徐々に症状が悪化している
- 日常生活に大きな支障がある
このような症状は、他の原因が関係している可能性もあるため、早めの確認が重要です。
ハリココ鍼灸治療院/整体院では首の痛みをどのように考えているのか
朝起きたときの首の痛みは、「首だけに原因がある」とは限りません。
もちろん、首周囲の筋肉や関節の動きが影響していることもありますが、実際には肩甲骨や背中、骨盤、さらには日頃の姿勢や身体の使い方など、複数の要因が関係しているケースが多くみられます。
そのため、ハリココ鍼灸治療院/整体院では、痛みが出ている部位だけを施術するのではなく、「なぜ首へ負担がかかっているのか」を重視しながら、お身体全体の状態を確認しています。
丁寧なカウンセリングで原因を整理します
施術の前には、現在のお悩みだけでなく、日常生活についても詳しくお伺いします。
例えば、
- いつから痛みが出始めたのか
- 朝だけ痛いのか、一日中続くのか
- どの動きで痛みが強くなるのか
- デスクワークやスマートフォンの使用時間
- 睡眠時間や寝る姿勢
- 過去に寝違えを繰り返したことがあるか
などを確認し、症状の背景を整理していきます。
同じ「朝起きると首が痛い」という症状でも、生活習慣や身体の状態は一人ひとり異なります。
そのため、現在の症状だけではなく、「どのような経過で現在の状態になったのか」を把握することが大切だと考えています。
身体全体のバランスを確認します
カウンセリングの後は、実際に身体の状態を確認します。
主に確認する内容は、
- 首の動く範囲
- 肩の動き
- 肩甲骨の可動性
- 背中や胸郭の柔軟性
- 骨盤のバランス
- 姿勢の特徴
- 筋肉の緊張状態
などです。
首だけを見ていては分からない原因が、肩甲骨や体幹の動きに隠れていることも少なくありません。
そのため、お身体全体を評価しながら、首へ負担をかけている要因を探していきます。
柔道整復師コラム
痛みの場所と原因の場所は一致しないことがあります
「首が痛いから首だけを施術すれば良い」と考えられることがありますが、実際にはそうとは限りません。
例えば、肩甲骨の動きが悪くなると首の筋肉が過剰に働き、結果として首へ負担が集中することがあります。
また、猫背や体幹のバランスの変化によって頭が前方へ出る姿勢になると、首の筋肉は常に頭を支え続ける状態になります。
このように、痛みが出ている部位だけではなく、身体全体のつながりを確認することが重要です。
トリガーポイントケア整体で筋肉の負担軽減を目指します
検査で確認した内容をもとに、筋肉の状態やお身体のバランスに合わせて施術を行います。
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、筋肉の緊張や負担が集中している部位を確認しながら、トリガーポイントケア整体を取り入れています。
トリガーポイントとは、筋肉に過度な負担がかかることで硬くなり、痛みや動きづらさの原因となることがあるポイントです。
すべての首の痛みがトリガーポイントによるものではありませんが、筋肉の状態を丁寧に確認しながら施術を進めることで、動きやすい状態を目指していきます。
施術は、お身体の状態に合わせて無理のない範囲で行います。
必要に応じて鍼灸施術をご提案します
筋肉の緊張が強い場合や、お身体の状態に応じて、鍼灸施術をご提案することもあります。
鍼灸施術は、すべての方に行うわけではありません。
カウンセリングや検査結果をもとに、必要性を判断し、ご希望も確認したうえでご提案しています。
苦手な方へ無理におすすめすることはありませんので、ご不安な点があればお気軽にご相談ください。
日常生活で気を付けたいポイントもお伝えします
施術だけではなく、再発予防も大切だと考えています。
そのため、ご来院時には必要に応じて、
- デスクワーク時の姿勢
- モニターの高さ
- スマートフォンの持ち方
- 枕選びのポイント
- ご自宅でできるストレッチ
- 身体への負担を減らす生活習慣
などについてもお伝えしています。
日常生活の小さな工夫を積み重ねることで、首への負担を軽減できる場合があります。
このような方は一度ご相談ください
次のようなお悩みがある方は、一度お身体の状態を確認してみることをおすすめします。
- 朝起きるたびに首が痛い
- 寝違えを何度も繰り返している
- 首だけでなく肩こりも気になる
- デスクワーク中に首がつらくなる
- 首の痛みが長期間続いている
- 枕を変えても改善しない
- 首を動かすことに不安がある
- 根本的な原因を知りたい
一人ひとりで原因や生活環境は異なるため、お身体の状態に合わせた対応を考えることが大切です。
まとめ
朝起きたときの首の痛みは、「寝違えだから数日で治るだろう」と考えてしまいがちな症状です。
しかし、その背景にはデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の崩れ、睡眠環境、筋肉の疲労など、日々の生活習慣が影響していることも少なくありません。
今回ご紹介したように、
- 朝だけ首が痛い
- 寝違えを繰り返している
- 首だけでなく肩こりや頭痛もある
- 枕を変えても改善しない
といった症状が続いている場合は、首だけでなく身体全体のバランスを確認することが大切です。
また、セルフケアは症状の軽減や予防に役立つ場合がありますが、症状が長引く場合や日常生活に支障がある場合は、無理をせず専門家へ相談することも選択肢の一つです。
ハリココ鍼灸治療院/整体院では、一人ひとりのお身体の状態や生活習慣を確認しながら、首に負担がかかる原因を一緒に考え、根本的な改善を目指した施術をご提案しています。
「朝起きるたびに首が痛い」
「寝違えを繰り返して不安」
「首だけでなく肩こりも気になる」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 朝だけ首が痛くて昼には楽になります。様子を見ても大丈夫ですか?
一時的な筋肉の疲労であれば改善することもありますが、同じ症状を何度も繰り返している場合は、姿勢や生活習慣、睡眠環境などが影響している可能性も考えられます。
Q2. 寝違えと慢性的な首こりはどう違うのでしょうか?
寝違えは急性の痛みとして現れることが多く、慢性的な首こりは筋肉の緊張や姿勢などが関係して徐々に症状が続く傾向があります。ただし、症状が似ていることもあるため、自己判断が難しいケースもあります。
Q3. 枕を変えれば首の痛みは改善しますか?
枕が原因となっている場合もありますが、それだけで改善するとは限りません。姿勢や筋肉の状態、寝返りのしやすさなども影響するため、身体全体を見直すことが大切です。
Q4. 首が痛いときは温める方が良いですか?冷やす方が良いですか?
症状の原因や状態によって対応は異なります。急な痛みや熱感がある場合と、慢性的なこりや張りでは考え方が変わることがあるため、無理な自己判断は避け、症状が続く場合は専門家へご相談ください。
Q5. 首の痛みを予防するために普段からできることはありますか?
長時間同じ姿勢を避けること、適度に身体を動かすこと、スマートフォンを見る姿勢を見直すこと、十分な睡眠を確保することなどが首への負担軽減につながる可能性があります。
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